化学反応式

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化学反応式(かがくはんのうしき)とは、化学反応化学式を用いて表した式である。化学反応式を使うことによって、どのような化学反応が起こったかを、相手が使う言語にかかわらず世界中に伝えることが可能となる。化学反応式を作る際には、いくつかのルールがある。まず、化学反応式の左辺と右辺において、各種類の原子の数は同じにしなければならない。これは、質量保存の法則を満たすようにするためである。また、化学反応式の左辺と右辺を結ぶには、右向きの矢印「→」を用い、等号「=」を使ってはならない。これは、等号は左辺と右辺が等しいことを示すが、例えば、「C+O2=CO2」という化学反応式で、炭素原子と酸素分子だけあっても、それだけで(化合させずに)二酸化炭素分子とは等しくならないためである。