前川真行
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前川 真行（まえかわ まさゆき、1967年 - ）は、社会学者。大阪府立大学高等教育推進機構教授。専門は思想史[1]。
三重県生まれ[2]。京都大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学[1]。1997年大阪府立大阪女子大学学芸学部助手、1999年同大学人文社会学部助手、2002年同講師。2005年大阪府立大学総合教育研究機構講師、2009年同准教授、2011年同大学地域連携研究機構准教授、2016年同大学高等教育推進機構准教授、2020年同教授[3]。
著書[編集]
- 『社会的なもののために』（市野川容孝、宇城輝人編著、宇野重規、小田川大典、川越修、北垣徹、斎藤光、酒井隆史、中野耕太郎、道場親信、山森亮著、ナカニシヤ出版、2013年）
- 『狂い咲く、フーコー――京都大学人文科学研究所 人文研アカデミー『フーコー研究』出版記念シンポジウム全記録＋（プラス）』（相澤伸依、市田良彦、上尾真道、上田和彦、王寺賢太、隠岐さや香、重田園江、北垣徹、久保田泰考、小泉義之、坂本尚志、柵瀬宏平、佐藤淳二、佐藤嘉幸、柴田秀樹、武田宙也、田中祐理子、千葉雅也、立木康介、中井亜佐子、長原豊、西迫大祐、丹生谷貴志、箱田徹、廣瀬純、藤田公二郎、布施哲、堀尾耕一、松本潤一郎、森本淳生、森元庸介共著、読書人、2021年）
訳書[編集]
- ルイ・アルチュセール『哲学・政治著作集Ⅱ』（市田良彦、福井和美、宇城輝人、水嶋一憲、安川慶治共訳、藤原書店、1999年）
- マルセル・ゴーシェ『代表制の政治哲学』（富永茂樹、北垣徹共訳、みすず書房、2000年）
- ロベール・カステル『社会問題の変容――賃金労働の年代記』（ナカニシヤ出版、2012年）
分担執筆等[編集]
- 富永茂樹編『資料 権利の宣言1789』（京都大学人文科学研究所［京都大学人文科学研究所共同研究資料叢刊］、2001年）
- 井上俊、伊藤公雄編『社会学ベーシックス2 社会の構造と変動』（世界思想社、2008年）
- 井上俊、伊藤公雄編『社会学ベーシックス3 文化の社会学』（世界思想社、2009年）
- 富永茂樹編『転回点を求めて――一九六〇年代の研究』（世界思想社［京都大學人文科學研究所研究報告］、2009年）
- 大澤真幸、吉見俊哉、鷲田清一編『現代社会学事典』（弘文堂、2012年）
- 市野川容孝、渋谷望編『労働と思想』（堀之内出版、2015年）
- 社会思想史学会編『社会思想史事典』（丸善、2019年）
- 住友陽文、林尚之編『近代のための君主制――立憲主義・国体・「社会」』（大阪公立大学共同出版会、2019年）