松本潤一郎
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松本 潤一郎(まつもと じゅんいちろう、1974年 - )は、フランス文学者[1]。就実大学人文科学部表現文化学科准教授。専門はフランス文学・思想・哲学[2]。
略歴[編集]
東京生まれ[2]。2009年立教大学大学院文学研究科フランス文学専攻後期博士課程修了。2014年立教大学ランゲージセンターフランス語担当教育講師。2016年就実大学人文科学部表現文化学科准教授[3]。アラン・バディウ、スラヴォイ・ジジェクなど現代思想家の著作の翻訳、現代思想の研究を行っている。
著書[編集]
単著[編集]
- 『ドゥルーズとマルクス――近傍のコミュニズム』(みすず書房、2019年)
共著[編集]
- 『ドゥルーズ――生成変化のサブマリン』(大山載吉共著、白水社[哲学の現代を読む]、2005年)
- 『狂い咲く、フーコー――京都大学人文科学研究所 人文研アカデミー『フーコー研究』出版記念シンポジウム全記録+(プラス)』(相澤伸依、市田良彦、上尾真道、上田和彦、王寺賢太、隠岐さや香、重田園江、北垣徹、久保田泰考、小泉義之、坂本尚志、柵瀬宏平、佐藤淳二、佐藤嘉幸、柴田秀樹、武田宙也、田中祐理子、千葉雅也、立木康介、中井亜佐子、長原豊、西迫大祐、丹生谷貴志、箱田徹、廣瀬純、藤田公二郎、布施哲、堀尾耕一、前川真行、森本淳生、森元庸介共著、読書人、2021年8月)
訳書[編集]
- ミゲル・ベナサジャグ、ディエゴ・ストゥルヴァルク『反権力――潜勢力から創造的抵抗へ』(ぱる出版、2005年)
- ピーター・ホルワード『ドゥルーズと創造の哲学――この世界を抜け出て』(青土社、2010年)
- テリー・イーグルトン『なぜマルクスは正しかったのか』(河出書房新社、2011年)
- ベルナール・ラマルシュ=ヴァデル『すべては壊れる』(現代思潮新社[エートル叢書]、2015年)
共訳書[編集]
- アラン・バディウ『倫理――〈悪〉の意識についての試論』(長原豊共訳、河出書房新社、2004年)
- スラヴォイ・ジジェク『イラク――ユートピアへの葬送』(白井聡、比嘉徹徳共訳、河出書房新社、2004年)
- ジル・ドゥルーズ『狂人の二つの体制 1983‐1995』(宇野邦一、江川隆男、小沢秋広、笠羽映子、財津理、笹田恭史、杉村昌昭、鈴木創士、野崎歓、廣瀬純、毬藻充、宮林寛、守中高明共訳、河出書房新社、2004年)
- アラン・バディウ『聖パウロ――普遍主義の基礎』(長原豊共訳、河出書房新社、2004年)
- アルフォンソ・リンギス『異邦の身体』(笹田恭史、杉本隆久共訳、河出書房新社、2005年)
- アラン・バディウ『世紀』(長原豊、馬場智一共訳、藤原書店、2008年)
- スラヴォイ・ジジェク『ロベスピエール/毛沢東――革命とテロル』(長原豊共訳、河出書房新社[河出文庫]、2008年)
- P・クロソウスキー『かくも不吉な欲望』(大森晋輔共訳、河出書房新社[河出文庫]、2008年)
- コスタス・ドゥズィーナス、スラヴォイ・ジジェク編『共産主義の理念』(沖公祐、比嘉徹徳共訳、水声社、2012年)
- ジャック・ランシエール『アルチュセールの教え』(市田良彦、伊吹浩一、箱田徹、山家歩共訳、航思社[革命のアルケオロジー]、2013年)
- フェリックス・ガタリ『リトルネロ』(宇野邦一共訳、みすず書房、2014年)
- フランソワ・シェネ『不当な債務――いかに金融権力が、負債によって世界を支配しているか?』(長原豊共訳、以文社、2017年)
分担執筆・翻訳[編集]
- 小泉義之、鈴木泉、檜垣立哉編『ドゥルーズ/ガタリの現在』(平凡社、2008)
- 『ヘーゲル入門――最も偉大な哲学に学ぶ』(河出書房新社[KAWADE道の手帖]、2010年)
- 宇野邦一、堀千晶、芳川泰久編『ドゥルーズ 千の文学』(せりか書房、2011年)
- 長原豊編『政治経済学の政治哲学的復権――理論の理論的〈臨界‐外部〉にむけて』(法政大学出版局[比較経済研究所研究シリーズ]、2011年)
- 宇野邦一編『ドゥルーズ・知覚・イメージ――映像生態学の生成』(せりか書房、2015年)
- 市田良彦、王寺賢太編『現代思想と政治――資本主義・精神分析・哲学』(平凡社、2016年)
- 大森晋輔編『ピエール・クロソウスキーの現在――神学・共同体・イメージ』(水声社、2020年)
- 小泉義之、立木康介編『フーコー研究』(岩波書店、2021年)
出典[編集]
- ↑ ドゥルーズ 千の文学 せりか書房
- ↑ a b 松本潤一郎 みすず書房
- ↑ 松本 潤一郎 (Junichiro Matsumoto) - マイポータル researchmap