仙台 - 大衡線

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仙台 - 大衡線(せんだい・おおひらせん)は、宮城県仙台市黒川郡大衡村を結ぶミヤコーバスが運行する高速バスである。吉岡営業所所管。

概要[編集]

同じ吉岡志田町を経由していたものの、ちょうど1年前に開業した仙台 - 加美線が、路線バス中新田線の後継として、大衡村以北・加美郡内の町と仙台との速達化、ならびにこれら町村と高校病院商業等に関する拠点・吉岡とのローカル輸送の継続を図って誕生したのに対し、当路線は、大和警察署や黒川地区行政組合の本拠等も集まる黒川郡の中心・大和町吉岡をターゲットとし、仙台への「速達化」と「地下鉄のりかえなしの利便向上」の目的を明確にしている。

なお、2009年10月1日から、仙台 - 加美線は経路変更により吉岡志田町を経由しなくなっている。また2011年10月3日より、従来国道4号を経由して仙台駅前~吉岡案内所まで運行していた路線バス(吉岡線)が地下鉄泉中央駅起終点に短縮され、仙台駅・仙台都心(県庁市役所前など)まで直通する路線バスがなくなった。

予約不要のフリー乗車方式だが、座席定員制のため満席の際には乗車できない。

2016年3月26日より、icsca対応路線となった。これに伴い、回数券は共同利用している仙台 - 加美線専用となり、当路線では使用不可となる。定期券についても、当路線はicsca定期券、仙台 - 加美線では従来の紙定期券となり、こちらも相互利用は不可となる[1]

運行経路[編集]

※大衡村役場前行は、仙台駅前 - 電力ビル前間は乗車専用、JAグリーンあさひな前 - 大衡村役場前間は降車専用。
※仙台駅行は、大衡村役場前 - JAグリーンあさひな前間は乗車専用、電力ビル前 - 仙台駅間は降車専用。
※JAグリーンあさひな前・大和町町民研修センター・大衡村役場前にパーク&バスライド用無料駐車場あり。
※大和町バスターミナルは大和町役場に隣接し、公立黒川病院も徒歩圏。タクシープールが併設されている。

停車市町村[編集]

運行回数[編集]

  • 平日1日10往復、土日祝日1日8往復。

運賃[編集]

※2016年3月26日現在。

  • 大人片道:900円
  • 定期券(icsca定期券)
    • 1ヶ月:通勤定期 30,200円、通学定期 28,200円。
    • 3ヶ月:通勤定期 88,300円、通学定期 82,500円。
    • 6ヶ月:通勤定期 176,600円、通学定期 165,000円。

歴史[編集]

  • 2007年平成19年)10月1日 - 1日6往復で運行開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月19日 - 大和町町民研修センター~五反田間に「大童(おおわら)」バス停を新設。
    • 4月1日 - 一部時間帯の仙台 - 加美線との時隔調整、並びに平日・土休日の2本建てダイヤ化。
    • 10月1日 - 「吉岡志田町」バス停を「吉岡東」に改称。
  • 2011年(平成23年)11月7日 - 2往復増便、1日8往復となる。あわせて従来便の一部便の時刻繰り上げ・繰り下げも実施。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月1日 - 大和町バスターミナルに乗り入れ。
    • 12月25日 - 運賃改定。運賃を値下げ。あわせて回数券に有効期限(2015年3月31日まで、以降随時更新)を設定[2]
  • 2015年(平成27年)
    • 6月1日 - 平日ダイヤを2往復増便、1日10往復となる。吉岡営業所の無料駐車場の使用を終了[3]
    • 12月6日 - 仙台駅前バス乗り場がこれまでの西口バスプールからエデン前の24番のりばに変更[4]
  • 2016年(平成28年)3月26日 - ICカード乗車券icscaが利用可能となる(同時にSuicaや全国交通系ICカードも相互利用開始)。これに伴い3ヶ月・6ヶ月定期の発売を開始、回数券(4枚綴り3,200円)の発売を終了[1]

脚注[編集]

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関連項目[編集]

  • 仙台 - 加美線
    • 仙台駅前・電力ビル前・五反田・大衡村役場前の各停留所を当路線と共用。
  • 路線バス宮城交通・ミヤコーバス吉岡線(泉中央駅 - あけの平 - 富谷学校前 - 大和町バスターミナル - 吉岡案内所 - 道下)

外部リンク[編集]