三荻祥

三荻 祥（みつおぎ さき、1984年 - ）は、ジャーナリスト。

経歴

香川県生まれ。2007年長崎大学教育学部卒業。全日本学生文化会議機関誌『大学の使命』編集長。2013年より日本青年協議会『祖国と青年』編集部。2014年よりフリージャーナリストとして皇室に関わる取材や講演を行う。2022年2月に一般社団法人日本令和研究所を設立し、理事長に就任。

人物

• 2010年にフジサンケイグループ主催の第26回土光杯全日本青年弁論大会で最優秀賞土光杯受賞。2012年に公益財団法人アパ日本再興財団主催の第5回「真の近現代史観」懸賞論文に佳作入賞。
• 2013年と2014年に日本文化チャンネル桜に出演。
• 2015年に頭山満の曾孫の頭山晋太郎（2014年衆議院議員選挙の福岡2区に日本維新の会から出馬するも落選）と結婚した。一般社団法人日本令和研究所公式サイトの「特定商取引法に基づく表記」の代表者は「頭山祥」となっている。
• 神道政治連盟首席政策委員・田尾憲男の下で戦後の皇室制度・皇室法についての研究を行う。
• 2024年、洋服の青山60周年を記念したオーダースーツ企画「SHITATE 60 LEADERS」で「各界で活躍されている60名のリーダー」の1人に選ばれる。
• 論文に「平成の世に生きる若者にとって皇室とは」（『別冊正論』vol.14、2011年1月）、「天皇陛下についてもっと知ろう」（『正論』2019年12月号）などがある。

著書

• 『脅かされる国境の島・与那国――尖閣だけが危機ではない!』（明成社、2012年）※インタビュー：崎原孫吉、糸数健一、上地常夫、金城信浩。企画：日本会議事業センター、全日本学生文化会議。
• 『沖縄戦跡・慰霊碑を巡る――アメリカに「日本本土侵攻」を断念させた壮絶な決戦場沖縄。この地に建てられている慰霊碑・塔を訪う人々のためのガイドブックです!』（編著、明成社、2014年）

一般社団法人日本令和文化研究所

2020年頃に三荻が中心となって発足した勉強会が前身。葦津珍彦が編輯に携わった『現行皇室法の批判的研究』を教科書にし、神道政治連盟首席政策委員の田尾憲男が指導していた。2022年2月8日に「皇位継承に伴う諸儀式、特に大嘗祭の伝統を次世代に受け継ぐため」に一般社団法人日本令和文化研究所が設立された。2022年6月7日に衆議院第二議員会館で設立大会が開かれ、約20人が参加した。公式サイトの設立大会のページには田尾憲男（神道政治連盟主席政策委員・本会顧問）、三荻祥（皇室ジャーナリスト・本会理事長）、江崎道朗（情報史学研究家・本会理事）、菟田中子（伊勢麻振興協会・本会理事）、来賓として平沼正二郎（衆議院議員）、和田政宗（参議院議員）、丸山敏秋（倫理研究所理事長）、倉山満（救国シンクタンク理事長）、増永友嗣（霊友会第八支部協会理事）の名前がある。公式動画に写ったプログラムには来賓祝辞に頭山興助（呉竹会会長）の名前もある。

関連文献

• 全日本学生文化会議編、松井嘉和監修『天皇陛下がわが町に――平成日本に生まれた物語』（明成社、2009年）
• Rashisa出版編『自分らしく生きるためのエッセンス――挑戦し続ける20人の女性起業家が伝える』（Rashisa出版、発売：メディアパル、2023年）

外部リンク

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