三国峠 (群馬県・新潟県)

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三国峠(みくにとうげ)とは、現在の新潟県南魚沼郡湯沢町三国に存在するである。標高は1244メートル。

概要[編集]

この峠の名前、三国はその昔、旧三国街道が標高1636メートルの南稜を越えるところで上野国信濃国越後国の3か国の国境に当たるということで付けられたとされる。ただし実際には、西方およそ15キロにそびえる標高2140メートルの白砂山が三国の国境だったようである。

峠の上には上野国の赤城、信濃国の諏訪、越後国の弥彦の3明神を祀った三国権現御坂三社神社)が鎮座しており、古くから越後国と上野国を結ぶ要衝として知られていた。『万葉集』によると「三国山こぬれに住まふむささびの、鳥まつごとく吾れ待ちやせむ」と詠まれており、古代から既に要衝として知られていたことがうかがえる。そのため、上杉謙信ら多くの英雄が激戦を繰り広げたことでも知られる。

明治維新時の戊辰戦争においては、明治新政府軍と旧江戸幕府軍による争奪戦が繰り広げられている。旧幕府軍は三国峠を固守し、政府軍は山県有朋に率いられて永井宿と法師温泉から2隊に分かれて攻撃した。この際、旧幕府軍の町野久吉が自慢の槍を持って奮戦するも及ばず、戦死して旧幕府軍は総崩れとなって小出に敗走している。

1934年に、旧国道9号(現・国道17号)に指定以降、周辺で道路が整備された。

永井集落から三国峠はおよそ7キロの距離であり、現在では新潟・群馬県の山並みが一望できる家族連れのハイキングを楽しむコースにもなっている。

関連項目[編集]