清水峠 (上越国境)
ナビゲーションに移動
検索に移動
清水峠(しみずとうげ)とは、群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町の境にある峠である。
概要[編集]
谷川連峰上にあり標高は1448m。
この峠は国道291号、関越自動車道、JR上越線、上越新幹線が通っている。
国道を除いて長大トンネルで通過している。高速道路や鉄道は清水峠のほうが距離が短いため清水峠にトンネルを掘ったが、2桁国道は清水峠ではなく、1934年の国道旧9号指定以降、三国峠を経由している。
一方国道291号は国道なのに開通当初の明治時代から廃道状態[注 1]で徒歩でも歩くのが困難。廃道探検家の平沼義之氏が新潟県側から国道に挑んだが、平沼氏と同行したロッククライミング経験者でも通行不能な地形に途中で当たり、引き返した。 数年後に群馬県側から通行不能な地形の真上に行くことができたが、プロの廃道探検家でも踏破が困難な廃道。 この様子は平沼義之氏が運営しているサイト「山さ行がねが」に載っている。
なお国道とは別に登山道が別に整備されており、国道に拘らなければ清水峠を踏破すること自体は可能。
利根川水系と、信濃川水系の分水嶺となっている。また、仙ノ倉山と日光白根山の間の最低鞍部となっている。なお標高は、仙ノ倉山より西にある三国峠の方が低い。
関連項目[編集]
注[編集]
- ↑ 開通1ヶ月後に大雨で崩壊してその年の冬に大雪が降った。