万寿台テレビ

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万寿台テレビ
各種表記
ハングル만수대텔레비죤
漢字萬壽臺 -
発音マンスデテルレビジョン
日本語読み:まんじゅだいテレビジョン
MR式1992年式
2000年式
英語
Mansutae T'elrepijyon
Mansudae Telrebijyon
Mansudae Television

万寿台テレビマンスデテレビ만수대텔레비죤)は朝鮮民主主義人民共和国の国営テレビ局である。

概要[編集]

放送日時は土曜日の19:00~22:00と日曜日の10:00~13:00と16:00~22:00。 当初はVHF5chの放送だったが、2016年に地上波放送から有線放送に切り替え、それと同時に全国放送をも開始した。

放送内容[編集]

放送内容は娯楽番組が中心である。しかしながら朝鮮中央テレビなどで放映される国内制作の社会主義映画・ドラマ・アニメは放映されない。では、どのようなものが放映されるかというと、冷戦期は共産圏東欧地域中国資本主義アメリカで制作されたもの、ソ連崩壊(冷戦終結後)は、積極的に西側諸国制作のものをば放送するなど放送内容は同国の他の国営放送と比較して幅広い。

報道もあるが、朝鮮中央テレビなどの国内ニュースを多く放送するよか、外国のニュースを多く放送する。そのためか平壌市民の人気は高い。設立時、このテレビ局を全国放送にすると国民の思想統制が出来なくなることを恐れた政府が受信地域を革命の首都・平壌周辺や開城付近のみに限ったとされている。また当初は偉大な首領金日成主席や偉大な領導者金正日総書記専用のテレビという位置付けで金正日は企画していた。

そのため、先述した欧米方面の報道・映画・ドラマなどを素早く吹き替え供給するという目的があったが、そのことを知った金日成が激怒したため、週末にのみ一般向けに放送されるようになったというエピソードがある。

また朝鮮中央テレビのニュース番組で時々見られるような、抑揚のあり、勢いの強い勇ましい口調での原稿読みもあまり見かけないという。

設立当時の最先端放送機器を贅を尽くしてまで揃えていたため、落成式の際に「このような物をまた作ったら、(資金不足で)国が滅ぶ」と金日成主席がさらに金正日総書記を叱りつけたというエピソードも残こされている

沿革[編集]

関連項目[編集]