ラロア駅
Laroa | |
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ラロア | |
◄カンダラ (1.2km) (1.29km) ジョンソンビル► | |
所在地 | Fraser Avenue, Johnsonville, Wellington, New Zealand |
所属路線 | Metlink ジョンソンビル支線 |
キロ程 | 9.2km(ウェリントン起点) ジョンソンビルから1.29km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1940年6月17日 |
ラロア駅(英語:Laroa railway station)は、ニュージーランドのウェリントン近郊ジョンソンビル市Fraser Avenueにある、Metlink ジョンソンビル支線の駅。運賃ゾーンは3。TransdevがMetlinkのブランド名で、当駅とウェリントン駅(南方向)やジョンソンビル駅(北方向)とを結ぶ電車を運行している。
歴史[編集]
ウェリントン北部の人口増加に対応するため、ジョンソンビル支線電化後の1940年6月17日に開業した。とはいえ、同年2月に当駅の建設が決定した時、周囲に住宅はほとんどなかった。そのため、ユーモアを持ち合わせた当駅の警備員は、苦情が来るまでSnake Gullyの楽曲five minutes for refreshmentsを大声で歌っていたという。
当駅は、ジョンソンビル支線に最後まで残った貨物輸送の拠点として知られている。1931年の議会法の取り決めにより、鉄道の通る区間で貨物を一定の距離以上運ぶ場合には、鉄道を利用することが義務付けられていた。そのため、ナウランガ渓谷の屠殺場最寄りのジョンソンビル駅に向けて、家畜列車が運行されていた。
家畜はジョンソンビル駅で降ろされると、Fraser Avenueを通ってそこまで運ばれていた。1950年代、世論の圧力によって屠殺場はラロアに移転され、1958年2月2日からは当駅に向けて家畜列車が運行されるようになった。
家畜の鉄道輸送に関する規定は1962年に廃止されたが、当駅行きの家畜列車は1973年ごろまで運行されていた。貨物駅は1976年10月4日まで閉鎖されず、貨物駅の線路は1982年ごろに撤去された。
設備[編集]
1面1線のホームと、待合室を備えている。Fraser Avenue、Haumia Streetからは歩道で、Burma Road、Raroa ParkとTuapapa Streetからは歩道橋で駅にアクセスできる。
当初、当駅専用の駐車場は10台分用意されていた。2014年から2015年にかけて、隣駅のジョンソンビル駅が周辺の道路工事に伴って駐車場を撤去したため、35台分が追加された。
サービス[編集]
日中は30分間隔で運行されている。ラッシュ時間帯には、最短13分間隔となる。