ナイオー駅
Ngaio | |
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ナイオー | |
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所在地 | Collingwood Street, Ngaio, Wellington, New Zealand |
所属路線 | Metlink ジョンソンビル支線 |
キロ程 | 5.2km(ウェリントン起点) ジョンソンビルから5.29km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1885年9月21日 |
ナイオー駅(英語:Ngaio railway station)は、ニュージーランドのウェリントン近郊ナイオー市Collingwood Streetにある、Metlink ジョンソンビル支線の駅。運賃ゾーンは3。TransdevがMetlinkのブランド名で、当駅とウェリントン駅(南方向)やジョンソンビル駅(北方向)とを結ぶ電車を運行している。
駅周辺の地域はかつて「クロフトン」と呼ばれていたが、1908年、マナワツ州クロフトンとの混同を防ぐために、ニュージーランドに広く自生する木の名前をとってナイオーと改名された。
歴史[編集]
当駅は、ジョンソンビル支線の8つの駅のうち、ウェリントン・アンド・マナワツ鉄道が建設した3つの駅の1つである。
1885年9月21日、ウェリントン・アンド・マナワツ鉄道のウェリントン・パラマタ間の開通と同時にプレ開業した。同月24日、定期運行が始まった。
1908年、ウェリントン・アンド・マナワツ鉄道は国に買収され、国鉄の路線網の一部となった。当駅周辺の区間はノース・アイランド本線に組み込まれた。
当初は1面1線のホームのみがある駅だったが、のちに2本目の線路・ホームと待合室が増設された。
1937年、タワ・フラット迂回線が完成した。迂回線は緩やかなカーブと直線的なトンネルで構成されており、急勾配と急カーブが連続する現・ジョンソンビル支線よりも便利なことは明白だった。翌年7月2日からは、ウェリントンからジョンソンビルまでの区間はジョンソンビル支線として分離され、ノース・アイランド本線とは別に扱われるようになった。
その他、駅の南端にある転轍機は、自動化が進む中でも、1960年代に至るまで手動であった。ニュージーランド最後の手動転轍機であった。
2009年、新型車両FP型(マタンギ)の導入を前に、駅の改装工事が行われた。数年間をかけて、両方面のプラットホームの延長、駅名標・座席・照明のリニューアルなどが行われた。
設備[編集]
ホームは2面2線で、両側に屋根を備えた待合室が存在する。双方のホームは、ウェリントン側に1箇所存在する構内踏切で行き来できる。下り線ホームのすぐそばには、通勤客向けの25台が収容可能な駐車場が設置されている。
単線のジョンソンビル支線に3箇所存在する交換可能駅の1つである。上り線側が1線スルー可能な構造になっている。
その他、上下線の双方に安全側線が設置されている。
サービス[編集]
日中は30分間隔で運行されている。ラッシュ時間帯には、最短13分間隔となる。
駅の近くを26番のバスが通っている。
駅周辺[編集]
周辺は住宅地になっていて、特筆すべき施設は少ない。