ハンバーガー

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ハンバーガー: Michael Peter Leopold Hamburger)とは、丸い円形パンのハンバーガーバンズにハンバーグステーキを挟んだ料理である[1]とされるが、コミュニケーション・ツールでもある。

概要[編集]

いわゆる「バンズ」に「挽肉を焼いたもの」とスライストマトやサラダ菜や生タマネギやピクルスを挟んだものである。いちおう孤食としても成立しているが、「公衆の面前で喰う」のが漢前的でカッコいい。
「大口を開けてかぶりつく」のが基本であり、「自然にひっくり返す」「ピックとか刺さっていると邪魔」「テラス席とか、歩きながら喰う」というのが定法である。
バンズの下のほうが薄くて硬いのは、パンを焼くときの型の縁で切るためである。フツーにひっくり返してかぶりつけばよい。

チェーン店の一覧[編集]

カテゴリ:ハンバーガー店」も参照

世界展開[編集]

日本独自[編集]

ご当地バーガー[編集]

疑問点[編集]

「なぜハンバーガー用のバンズの底はあんなに薄いのか?」というのは米国人の少なからぬ人々を悩ませてきたインポンダラブルである。この件に関しては小売りのパン屋は皆が皆スライサーのせいにしたという。
「本当のことを言えば、パンの風味と肌理(きめ)は、上の部分部分で決まってくるため、この部分のサイズが大切なのだ」という話がある。「裁断ライン」はマッシュルーム・トップより下にあるため、見映えを気にして下のほうで切ることが多いからだという。
そのために、「肉汁によって底がヨレヨレになりそうだと思ったら、ハンバーガーをひっくり返してかぶりつく」という漢十段もいる。これにより、「中身がバンズの底よりも大きくはみだしてしまう」という問題も、同時に解消される。このとき、生タマネギ、スライストマトピクルスの上下関係も当然逆になるために、悩ましい問題も起きることがある。だいたい、「かぶりつく」という行為は「かぶりつける適正なたかさ」というものがあるので、かぶりつける高さではないハンバーガーをナイフで切ってフォークで口に運ぶというのは「握り飯をナイフとフォークで喰う」のに等しい侮辱的な行為である。「だったら掌で押しつぶしてひっくり返してかぶりつけ」と言いたい。

関連項目[編集]

関連作品[編集]

  • 『古畑任三郎』- ハンバーガーにはピクルスが五枚入っていないといけない、と主張する場面がある。
  • 『一人だけの軍隊』(ハヤカワ文庫) - 「タマネギ多めで」と注文したのに、ちょっぴりしか入っていなくて、しかも腐ったようなものが混じっているというので除けて食べる、という場面がある。
  • 『生きる』(根本敬)- 村田さん一家が上司(というか親分というかあいつ何者なんだろう)のごり押しで「村田バーガー」という「いかにも流行しなさそうな」自家製ハンバーグ屋を始める話がある。

脚注[編集]