ジェームズ

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ジェームズジェイムズジェームスジェイムス (英語: James) は、ヤコブに由来する、英語圏ではポピュラーな姓で特にスコットランドアイルランドなどのケルト系に多い男性名である。規範的には /ˈdʒeɪmz/ のように最後の子音有声音だが、/ˈdʒeɪms/ のように無声化して発音されることもある(方言、個人的癖、発音する環境、それぞれの名前によって、など理由は様々)。

名前の方でのジェームズの短縮型ジミー (Jimmy)、ジム (Jim)、ジンボ (Jimbo)、ジェイミー (Jamie)。異形名はジェイコブ

概要[編集]

古くはゼイムス[1]、ゼームス[2] などの表記もある。

フランス語読みはジャムス。スペイン語読みはハメス。英語以外の言語ではジャック (Jacques)、ヤコブ (Jacob)、ヤーコプ (Jakob)、ヤコボ (Jacobo)、ジャコモ (Giacomo)、ジャコッベ (Giacobbe)、ハイメ (Jaime)、ディエゴ (Diego) などに対応する。

キリスト教がローマ帝国に広まった頃、ヤコブはラテン語で「Iacobus」と書かれたが、やがて崩れて「Iacomus」という形が現れた。これがフランスに入り「James」に変わり、イギリスに広まった。

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本名だけでなくペンネームなども含む。「ジェイ」か「ジェー」か、「ズ」か「ス」かは、日本語記事作成時の恣意的判断であり、4つの表記の差は英語上の差異を示すわけではないので、ここでは区別しない。

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ミドルネーム[編集]

架空のキャラクター[編集]

地名[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

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  1. 福沢諭吉が「ゼイムス・ワット」と書いた例。<デジタルで読む福澤諭吉>文明論之概略. 巻之三 - 28 ページ
  2. 福沢諭吉のスコットランド王「ゼームス」と書いた例。<デジタルで読む福澤諭吉>西洋事情. 初編. 三 - 37 ページ

関連項目[編集]