ジェノサイド
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ジェノサイド(Genocide)とは、大量虐殺のことである。特定の国民・人種・民族・宗教集団の絶滅を目的とする集団殺害のことを主に言う。国連によると、人種や民族を意味するギリシャ語の「GENO」と殺害を意味するラテン語の「CIDE」に由来するとされており、Genocideはこれを組み合わせた造語である。初使用は第2次世界大戦中の1944年、当時のナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーによって行なわれていたユダヤ人虐殺、いわゆるホロコーストなどを表現する言葉として、ポーランド人の弁護士が自著で使用したといわれている。1948年に国連総会は、ジェノサイドを国際法上の犯罪であるとして、防止と処罰を各国に求める条約を採択した。
議論のあるジェノサイド[編集]
- 1932年~1933年のウクライナの飢饉(ホロドモール)は、ソビエト連邦によるウクライナへのジェノサイドだ、とする意見がある。
- 2022年のウクライナ軍事侵攻は、ロシアによるウクライナへのジェノサイドだ、とする意見がある。
- 2022年のウクライナ軍事侵攻は、ジェノサイドからの自衛だ、とする意見もある。