第2回エンペディア大賞」が2月いっぱい開催中です。2024年に作成された記事の中から、お気に入りの記事に投票しましょう!

コウライオヤニラミ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
記事をシェア:
X(旧Twitter)にシェアする
Threadsにシェアする
Facebookにシェアする
はてなブックマークにシェアする
LINEにシェアする
ナビゲーションに移動 検索に移動
コウライオヤニラミ
分類
動物界
脊索動物門
条鰭綱
サンフィッシュ目
ケツギョ科
オヤニラミ属
コウライオヤニラミ
名称
学名 Coreoperca herzi
Herzenstein, 1896
和名 コウライオヤニラミ (高麗親睨)

コウライオヤニラミとは、ケツギョ科の淡水魚である。

形状[編集]

側線有孔鱗数は、50–59 枚で、オヤニラミ(33–38 枚)と比べ少ない。

背鰭軟条数は13–14本(オヤニラミは11–13)で、鰓耙数は7–11本 (オヤニラミは12–16)である。

ナンエツオヤニラミと似ているが、体高/体長比は28.3~31.6% (vs. 33.5~39.1%)で、体に対する目の大きさは4.6–5.6% (vs 6.6~8.5%)であることで同定出来る。

生態[編集]

朝鮮半島中国ベトナムロシア極東部、台湾に生息する。

主に水生昆虫を食べ、稀に小魚も捕食する。

水流速が速く、底が石の場所を好む。韓国ではオヤニラミと同局的に見れれる河川もある。

人間との関係[編集]

日本にはペット用として物流している他、韓国ではゲームフィッシュとされている。

ウスベキスタンアフガニスタンイランカザフスタントルクメニスタンイラクアゼルバイジャン、日本に外来種として定着している

日本では宮城県大淀川水系で定着している。2017年に初めて記録され、2019年の報告では分布を広げていることが分かった。

カマツカヨシノボリ固有種であるオオヨドシマドジョウは本種の捕食により減少している。