エンペディアにおける記事のスタイル
エンペディアにおける記事のスタイルは、特に決まっていない。
概要[編集]
エンペディアの記事は、百科事典記事のスタイルに沿って書かれることが多い[要出典]。
しかし、エンペディアでは記事を必ずこのように書かなければならない、というような決まりもなければ推奨しているわけでもない。そのため、あえて百科事典っぽくない記述を加えることも多い。エンペディアはあくまで「謎の百科事典もどき」であり、百科事典のスタイルで記事を書く必要は全くないのだ。
私論のひとつ「Enpedia:自警行為の指針」には、このように記載されている。
そもそも、エンペディアには「最低限とする記事状態の基準」が合意によって制定されていないため、新規作成された記事に
- カテゴリがない
- デフォルトソートがない
- 記事冒頭に太文字がない
- インフォボックステンプレートがない
といった某大手MediaWikiでなら即座に改訂されるような状態であっても、エンペディアでは誤った作成状態ではないことを特に留意すること。
外部Wikiでは問題とされる状態で作りっぱなし放置するのもそれを修正するのも、現状はどちらも利用者の自由として、それらを抑制する方針は何もないため利用者自身の責任として行動が認められている。 — Enpedia:自警行為の指針
以下に幾つかの例を挙げる。例は、このページの執筆当時のものであり、最新の内容と一致していない可能性がある。
ジョーク系[編集]
自己言及特化方式[編集]
詳細は「カテゴリ:自己言及的なページ」を参照
ページのすべてを自己言及に費やすパターン。
たとえば一行記事のページは、そのままだと3行程度になるが、本記事ではdivタグを使い、意地でも一行にしようとの企みが行われている。実際の姿を「体現」している良い例である。
他に、大泉洋の大分ドームレポートや検閲により削除など。
恋チュン方式[編集]
詳細は「恋チュン方式」を参照
恋するフォーチュンクッキーの記事のような書き方。元々「ネタ記事」が書かれていたところに、まじめな解説記事を書き足したい場合は、ネタの後に改行をいっっっぱい加えてから本題の解説をするとよいだろう。
おとわっか方式[編集]
詳細は「おとわっか方式」を参照
おとわっかの記事のような書き方。ページ本体はネタに費やし、サブページで真面目な解説をする。
定義文に特徴ある系[編集]
ココア (ぽけでび)[編集]
詳細は「ココア (ぽけでび)」を参照
ココアは、天然な性格でしょっちゅう迷子になる、茶色い毛色が特徴的な、癒し系の可愛い可愛い主人公キャラクターの立ち位置の『ぽけでび 〜ポッケdeびーすと〜』のキャラクター。 — 記事「ココア (ぽけでび)」の導入部を引用
エンペディア上で丁度50000本目の記事となった『ぽけでび 〜ポッケdeびーすと』の主人公キャラクターであるココアについての記事の場合。
導入部では、ココアというキャラクターの主な特徴を詰めて記述し、さらに「癒し系」「可愛い可愛い」と、何が何でも可愛いという事を強調している。厳格な百科事典では有り得ない記述のひとつである。
「概要」節ではこのキャラクターに関する(メタな)情報を記述している。
その下の「キャラクター設定」節でココアのプロフィール(例えば性格や好物や誕生日など)と『ぽけでび』の他のキャラクターとの関係を記述している。
「ココアが登場するぽけでび公式の作品」節でココアが登場する作品を一覧している(但し、この記事が立項された時点では書きかけであり、ココアが登場する作品のうちごく一部しか書かれていない。仮に全部の作品を書ききれば膨大なリストになるであろう)。
「関連項目」節で関連項目と簡易的な解説を載せているが、ここで少しジョークを交えている。このジョークも勿論厳格な百科事典では有り得ない記述である。
地下鉄が走っている都市[編集]
詳細は「地下鉄が走っている都市」を参照
ひとことで説明できないものは、無理に説明しないのもまた美学である。
必ずしも、冒頭部に「定義」を書く必要はなく、ドキュメンタリー番組のナレーションのごとく、ゆっくりと語りだしてもよい。
戦争の一覧[編集]
詳細は「戦争の一覧」を参照
戦争を知る事が歴史を知る事になる。代表的なものを一覧化。
小気味よい冒頭部である。
なお、ウィキペディアの影響を受けすぎたユーザーは――「戦争の一覧(せんそうのいちらん)とは、戦争を一覧にしたものである。」――と、小泉進次郎のような冒頭部を書いてしまいがちであるが、まったくもって無駄なので一度考え直すべきである。[1]
執筆者の偏愛がすごい系[編集]
飯塚事件[編集]
詳細は「飯塚事件」を参照
「重要部分は太い赤字で強調する」「引用部分は緑色・茶色で統一する」といった工夫が施されている。ウィキペディアなどの百科事典に慣れてしまうと、ついつい記事中で太字や赤字を連発することにためらってしまうが、よくよく考えればこうしたメリハリがあった方が長い文章は読みやすいだろう。
近鉄1220系電車[編集]
詳細は「近鉄1220系電車」を参照
初版投稿者がこの車両に並々ならぬ愛を抱いているせいか、とにかく記事が肥大化。鉄道雑誌に載るような今後の予想もエンペディアでは認められる。
目のつけどころがシャープでしょ系[編集]
駅の誕生日[編集]
詳細は「駅の誕生日」を参照
この記事は駅を開業した日付が何月何日であるかによって分類した表である。
現在は「駅の開業月日一覧」という記事名に改名されているが、記事の作成当時の名称は「駅の誕生日」であったことからこの記事は当初、毎年訪れ祝われる誕生日という概念を意識したものだったとも考えられる。
そう、誕生日である。
この記事は駅に毎年訪れ祝われる誕生日という概念を付与したものだという見方ができる。
するとどうだろう。
もし自分に好きな駅があればその駅の「誕生日」を祝いたくなるだろうし、あるいは自分と同じ誕生日の駅がどんな駅かを見てみて、誕生石や誕生日の花のようにその駅を自分の「誕生駅」として見てみる、という楽しみ方もできる。
まずは取り敢えずこの記事の内容が366日分埋まるといいな。
百科事典という型を破る系[編集]
意外な方言クイズ[編集]
詳細は「意外な方言クイズ」を参照
解説というかただのクイズ。ただの読み物だが標準名前空間にある。
ちなみにこの記事が執筆された2016年2月当時は、よみものプロジェクトはまだ正式始動していなかった。
家忠日記[編集]
詳細は「家忠日記」を参照
このような「データベース的な記事」が歓迎されるのも、Enpedia のよいところである。
脚注[編集]
- ↑ ちなみに、rxy 大先生もこういう書き方をする必要はないとおっしゃっています。(参考:Rest:日記/2015年#12月7日(月))