がん研有明病院
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がん研有明病院(こうえきざいだんほうじんがんけんきゅうかい ありあけびょういん)は、東京都江東区有明にあるがん専門病院である。がん研有明病院は通称で、正式名称は「公益財団法人がん研究会 有明病院」である。厚生労働省によりがん診療連携拠点病院に指定されている。
概要[編集]
がんの診療・研究において世界に誇るがん研を目指している。最高の医療を提供するとともに、下記の「患者さんの権利」を尊重した、やさしく心の通った医療を実践している。病院の理念・基本方針として使命(Mission)、共有する価値観(Core Values)、将来展望(Vision)を定めている。日本ばかりではなく、海外から患者が訪れるほど、世界的にも名高く、がん医療を先進的に行う病院である[1]。全国251病院別「がん5年生存率ランキング100」で大腸がん部門の第3位となっている[2]。
歴史[編集]
- 1908年(明治41年) - 癌研究会創設〔わが国初のがん専門機関〕
- 1934年(昭和9年)- 大塚に癌研究所並びに附属病院開設
- 1968年(昭和43年) - 細胞検査士養成所(細胞診スクリーナー養成所)開設
- 1974年(昭和49年) - 高等看護学院を開設
- 1993年(平成5年) - 厚生省から臨床研修病院に指定
- 2002年(平成14年) - 厚生労働大臣から地域がん診療連携拠点病院に指定
- 2005年(平成17年) - 病院・研究所ともに臨海副都心「有明の丘」へ全面移転
- 2006年(平成18年) - 東京都から災害拠点病院に指定
- 2011年(平成23年) - 財団が公益財団法人に移行し、「がん研究会」に名称変更
- 2011年(平成23年10月) - 特定機能病院に承認
基本データ[編集]
- 公式名称:公益財団法人がん研究会有明病院
- 英語表記:The Cancer Institute Hospital of JFCR
- 通称:がん研有明病院
- 住所:〒135-8550 東京都江東区有明3-8-31 (臨海副都心)
- 電話:TEL:03-3520-0111(大代表)
- 外来数:初来患者数 9,422人/延患者数 421,927人/1日平均患者数 1,729人
- 入院数:新入院患者数 18,936人/延患者数 227,743人
- 病床数:686床(一般 651床・ICU 10床・緩和 25床)
- 交通:りんかい線国際展示場駅から徒歩4分、ゆりかもめ有明駅から徒歩2分
- 認定等
診療科[編集]
- 専門診療部門
- 呼吸器センター
- 消化器センター
- 食道外科
- 胃外科
- 大腸外科
- 肝・胆・膵外科
- 消化器化学療法科
- 肝・胆・膵内科
- 上部消化管内科
- 下部消化管内科
- 乳腺センター
- 婦人科
- 頭頸科
- 整形外科
- 泌尿器科
- 血液腫瘍科
- 総合腫瘍科
- サルコーマセンター
- 一般診療部門
- 総合診療部
- 麻酔科(ペインクリニック)
- がん疼痛治療科
- 腫瘍精神科
- 形成外科
- 眼科
- 感染症科
- 皮膚科
- 漢方サポート科
- 歯科
- 中央診療部門
- 緩和ケアセンター
- 緩和治療科 緩和ケアチーム
- がん相談支援センター
- WOC支援 医療連携部
- 放射線治療部
- 画像診断センター
- 画像診断部 核医学部
- 内視鏡診療部
- 化学療法部
- 遺伝子診療部
- 中央手術部
- オンコロジックエマージェンシー&ディザスターセンター(OEDC)
- 集中治療部 救急部 災害医療部
- リハビリテーション部
- 臨床検査センター
- 輸血部
- 臨床病理センター
- 病理部 細胞診断部
- 栄養管理部
- MEセンター
- フォトセンター
関連施設[編集]
- 臨床教育研修センター
- 臨床研究・開発センター
- 細胞検査士養成所
- 健診センター
- データベース&バイオバンクセンター
歴代病院長[編集]
- 初代 - 稲田龍吉
- 二代目 - 塩田広重
- 三代目 - 田崎勇三
- 四代目 - 黒川利雄
- 五代目 - 梶谷鐶
- 六代目 - 増淵一正
- 七代目 - 斉藤達雄
- 八代目 - 西満正
- 九代目 - 尾形悦郎
- 十代目 - 武藤徹一郎
- 十一代目 - 中川健
- 十二代目 - 門田守人
- 十三代目 - 山口俊晴
売店[編集]
参考文献[編集]
東京臨海副都心(レインボータウン)の名所・建築物 |