第三台場

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現在の第三台場(台場公園)

第三台場(だいさんだいば)は、現在の東京都港区台場に存在した砲台。続日本100名城の124番品川台場の一部をなす。跡地は国指定の史跡となっているほか、東京都建設局が管理する台場公園として一般公開されている。

現存する台場の中で、自由に散策できるのはここだけである。

歴史[編集]

1853(嘉永6)年、ペリー浦賀沖に来港すると、江戸幕府は対抗して江戸湾各地に砲台の建設を進めた。

当初は観音崎富津品川の三カ所に台場を設置する予定であったが、幕府の財政難により、実際に建設が完了したのは品川の5つの台場のみであった。

1854(安政元)年に竣工。建材として、伊豆相模駿河の石材と、現在の千葉県柏市・東京都八王子市産の木材が取り寄せられた。

完成後は、現在の埼玉県行田市忍城を拠点とする忍藩が警備を担当した。

明治時代に入ると、東京湾要塞が完成したことに伴い、品川台場の防衛上の必要性は弱まった。また、台場一帯の埋め立てが始まり、建設当時は島だった第三台場は陸続きになった。

その後、他の台場の多くは民間人の実業家の手に渡ったが、第三台場と第六台場は東京都へ払い下げられた。

昭和3年、台場公園として一般公開された。[1]

史跡の概要[編集]

一辺およそ160mの正方形をした台場。盛り上がっている外縁部に大砲が置かれていたとされる。

中心部はくぼみとなっており、陣屋の礎石やかまど、火薬庫の跡が残っている。立入禁止の区域だが、北側二は石積みの船着き場跡があり、レインボーブリッジから眺めることができる。

その他、大砲とかまどのレプリカが現地に展示されている。

アクセス[編集]

その他、レインボーブリッジの歩道の台場側の起点は、台場公園にほど近いところにある。アクアシティお台場周辺を散策した後、台場公園で江戸の昔に思いを馳せ、レインボーブリッジを歩いて帰るデートはいかがだろうか。[Jokeこの一文には冗談が含まれています。真に受けるかどうかはあなた次第です。]

脚注[編集]