あさが来た
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『あさが来た』(あさがきた)は、NHKによる「連続テレビ小説」。
概要[編集]
実業家の広岡浅子をモデルとした白岡あさの生涯を描いた小説『小説 土佐堀川』を原案とした作品。脚本は大森美香。
連続テレビ小説史上初めて、ヒロインの生涯のスタートが江戸時代となり、「初のチョンマゲ朝ドラ」の異名を持つ。
徐々に評判を呼んで、視聴率も高い水準で安定。残り2話の時点で平均視聴率が23.5%になって、2000年以降の朝ドラ最高視聴率をほぼ確実にした[1]。
登場人物[編集]
白岡家[編集]
- 今井 あさ(いまい あさ) → 白岡あさ(しろおか あさ)
- 演 - 波瑠 / 鈴木梨央(少女時代)
- 本作の主人公。お転婆で、学問などに興味を持つ。白岡新次郎と結婚して、実業家としての道を歩み始める。
- 白岡 新次郎(しろおか しんじろう)
- 演 - 玉木宏 / 南出凌嘉(少年時代)
- あさの許婚となり、結婚する。
- 白岡 正吉(しろおか しょうきち)
- 演 - 近藤正臣
- 新次郎の父親。
- 白岡 よの(しろおか よの)
- 演 - 風吹ジュン
- 新次郎の母親。
- 白岡 正太郎(しろおか しょうたろう)
- 演 - 木内義一
- 新次郎の兄。
- 白岡 榮三郎(しろおか えいざぶろう)
- 演 - 桐山照史 / 吉田八起(幼少期) / 河崎脩吾(少年時代)
- 新次郎の弟。
- 白岡 千代(しろおか ちよ)
- 演 - 小芝風花 / 林寅之介(乳児期) / 東出奈々(幼少期) / 中川江奈(6歳) / 鈴木梨央(少女時代)
- あさと新次郎の子供。
今井家[編集]
- 今井 はつ(いまい はつ) → 眉山 はつ(まゆやま はつ)
- 演 - 宮﨑あおい / 守殿愛生(少女時代)
- あさの姉。山王寺屋倒産後は、紀州に逃げ夫が始めたみかん農家を支える。
- 今井 梨江(いまい りえ)
- 演 - 寺島しのぶ
- あさの母親。
- 今井 忠興(いまい ただおき)
- 演 - 升毅
- あさの父親。晩年、あさに商業教育を施さなかったことを反省。日の出女子大設立に用地面で協力する。
- 今井久太郎 → 今井 忠嗣(いまい ただつぐ)
- 演 - 興津正太郎
- あさ、はつの弟。今井家の後継。
- うめ
- 演 - 友近
- 今井家の女中。のち、白岡家の女中
大阪[編集]
- 五代 才助(ごだい さいすけ) → 五代 友厚(ごだい ともあつ)
- 演 - ディーン・フジオカ
- 薩摩藩士。のち大阪商議所会頭。
日の出女子大[編集]
- 日本女子大学校がモデル
- 成澤 泉(なるさわ いずみ)
- 演 - 瀬戸康史
- あさの実業家の手腕を評価して、女子高等教育機関の実現の助力を乞う人物。成瀬仁蔵がモデル。
- 田村 宜(たむら のぶ)
- 演 - 吉岡里帆
- 千代の高等女学校の同室の友人。あさを尊敬し、後にあさの秘書的役割を担う。日本女子大学校第4代校長を務めた井上秀がモデル。
主題歌[編集]
その他[編集]
- 鈴木梨央は大河ドラマ「八重の桜」に続いて主人公(ヒロイン)の少女期役で出演。2021年現在、朝ドラの子役、ヒロイン娘役、大河の子役を全て演じているのは鈴木だけである[2]。
- 玉木宏は「こころ」に続く朝ドラ2度目の出演。しかも2度ともヒロインの相手役であった。
- ヒロインの母と姉役だった寺島しのぶと宮崎あおいは、宮崎がヒロインの「純情きらり」では長姉と末妹役で共演。
- 山本耕史は大河ドラマ「新選組」に続いて同じ土方歳三役で出演。
- 最終週に登場した平塚明(演・大島優子)は、次作朝ドラ「とと姉ちゃん」にも平塚らいてう(演・真野響子)として登場しており、二作品またがりで若年期と壮年期のキャストが出てくる珍しいケースとなった。
- 実在の広岡浅子は最晩年に朝ドラ「花子とアン」の主人公となった村岡花子(演・吉高由里子)を夏学校の生徒に持つが、あさと花子の邂逅の場面はなかった。
- ディーン・フジオカは、同じ大森美香脚本の2021年大河ドラマ「青天を衝け」で、本作と同じ五代友厚役に選ばれた。
脚注[編集]
- ↑ 2016年4月1日、デイリースポーツ「「あさが来た」今世紀最高視聴率確実」
- ↑ のちに、新井美羽が「おんな城主直虎」で大河子役、「わろてんか」で朝ドラヒロイン子役を演じているが、ヒロイン娘役は演じていない。