高尾登山電鉄
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高尾登山電鉄株式会社(たかおとざんでんてつかぶしきがいしゃ、英: Takaotozan Railway Co.,Ltd)は、東京都八王子市においてケーブルカー及びリフトを運行している会社である。
沿革[編集]
- 1921年(大正10年)9月29日、商号「高尾索道株式会社」資本金30万円で会社創立。同年9月30日、取締役社長に紅林七五郎が就任した。
- 1923年(大正12年)7月5日、資本金20万円増資 合計50万円となる。同年9月1日、関東大震災により高尾山駅予定地が崩壊する。
- 1924年(大正13年)9月20日、ケーブルカー工事に着工する。
- 1926年(大正15年)12月24日、ケーブルカー工事竣工。建設費738,139円19銭。資本金10万円増資。合計60万円となる。
- 1927年(昭和2年)1月21日、ケーブルカー開通、運輸営業開始。
- 1932年(昭和7年)4月1日、京王電気軌道と連帯運輸を開始。
- 1942年(昭和17年)7月21日、車両脱線事故発生。
- 1944年(昭和19年)2月11日、企業整備令により、不要不急線とされて営業を休止、施設資材を供出。
- 1948年(昭和23年)6月10日、商号を「高尾観光株式会社」に変更。
- 1949年(昭和24年)10月16日、ケーブルカー運輸営業開始。
- 1952年(昭和27年)5月27日、商号を「高尾登山電鉄株式会社」に変更。
- 1954年(昭和29年)12月31日、ケーブルカー元旦参詣客のため初めて大晦日終夜運転を実施。
- 1964年(昭和39年)10月10日 エコーリフト(甲種特殊索道(1人乗り)) 山麓 - 山上間が開業。
- 1968年 (昭和43年)7月8日、ケーブルカー輸送力増強のための車両の大型化と自動運転化工事に着手し、9月29日に同工事[自動運転化工事]完成。
- 2008年(平成20年)12月23日、新型ケーブルカー(4代目車両)運行開始
- 2014年 (平成26年)、巻上機更新
- 2017年(平成29年)3月 京王電鉄が株式を取得して子会社化[1]
基本事項[編集]
- 路線距離:(勾配長)1000m[2]
- 高低差:271m
- 軌間:1,067mm
- 駅数:2駅
- 最急勾配(最緩勾配):31度18分
- 車両:自重10.7t
- 最大乗車人員:135名
- 所要時間:6分
駅一覧[編集]
ケーブルカー[編集]
ケーブルカーの線路では日本一の急勾配である。使用しているロープは安全率が十倍以上ある。強力な自動ブレーキがレールを挟み、安全に停止できる。
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 標高 | お乗り換え | 所在市町村 | 所在町丁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
清滝駅 | - | 0.0 | 201m | 京王電鉄高尾山口駅 | 東京都八王子市 |
高尾町2208 | |
高尾山駅 | 1.000 | 1.000 | 472m[3] | なし | 高尾町2181 |
エコーリフト[編集]
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参考文献[編集]
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脚注[編集]
- ↑ 京王電鉄、高尾登山電鉄を子会社化日本経済新聞、2017年6月15日
- ↑ ケーブルカーの構造と歴史高尾登山電鉄
- ↑ 高尾登山電鉄・ケーブルカー
日本のケーブルカー(鋼索鉄道) |