EG40
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EG40とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)向けに開発され、2022年(令和4年)12月11日より同社において導入されているJR東日本メカトロニクス(JREM)製の自動改札機の機種の1つである。
概要[編集]
これまで従来タイプとして用いられてきたEG20の改良型。EG20の基本的な要素を引き継ぎつつ、本機種では新たにQRコード認証による乗車に対応している。これは2024年(令和6年)より導入される予定のえきねっとでのQRコードチケットレス乗車の一環として導入されるもので、既存の交通系ICカードであるSuicaを持たずともチケットレス化が可能となる。
また、QRコード導入促進という目的だけでなく、既存のEG20などの老朽化した自動改札機の置換えも併せて予定されている。2022年(令和4年)12月11日より代々木駅にて第一号機の稼働が開始され、2023年のダイヤ改正で開業した京葉線の幕張豊砂駅や、同年12月24日より供用開始となった武蔵小杉駅綱島街道改札では、開業時より本機種が設置された。
形状[編集]
従来型のEG20にはなかった、赤い塗装が施されたQRコードの読み取り口が目を引く。2023年以前でのQRコード仕様の本格稼働が始まっていない段階では、QRコードの読取口は黒いフタがなされていた。
またEG20とは違い、Suicaリーダーの部分に大きなうねりがあるのが特徴的で、エッジが効いており曲線的なデザインにもなっている。EG20では残高表示器とエラー表示器のパネルが分散していたものが、本機種では従来のエラー表示器の位置にパネルが集約されているのも特徴的。
尚、大館駅などSuicaエリア外にも設置されているがリーダーは撤去されており使用できなくなっている。