e-Janネットワークス

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e-Janネットワークス株式会社
e-Jan Networks Co.
種類株式会社
本社所在地日本国旗.png日本
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-6-5
丸の内北口ビルディング9階 WeWork内
設立2000年(平成12年)3月6日
業種アプリケーション・サービス・コンテンツ・プロバイダ
法人番号3010001091373
事業内容テレワークプラットフォーム「CACHATTO」および関連製品の企画 / 開発 / 販売 / 運営
代表者坂本史郎(代表取締役社長)
資本金4500万円
(2024年4月1日現在)
従業員数118名
(2024年4月1日現在)
主要株主同社および同社役員
外部リンクhttps://www.e-jan.co.jp/

e-Janネットワークス株式会社: e-Jan Networks Co.)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く企業。

テレワークプラットフォーム「CACHATTO」および関連製品の企画 / 開発 / 販売 / 運営を行う。

概要[編集]

2000年3月に、代表取締役 坂本史郎が東レベンチャービジネス支援制度を活用し設立。

起業当初は携帯電話・iモード向けのソフトウェアサービス開発を中心に事業展開。

ビジネスメールを携帯電話で送受信するサービスとして「CACHATTO(カチャット)」(当時「カチャットサーバー」)を2002年10月にリリース。

当初、一般的なメールプロトコルのみの対応だったが、顧客の声に対応した形でNotes/Domino、Exchangeに対応。さらにファイルサーバーや各種グループウェアを社外から閲覧・操作する機能増強を実施。

現在はMicrosoft 365、Google Workspaceにも対応。

CACHATTOの企画 / 開発 / 販売 / 運営をビジネスの主体としながら、法人の柔軟なワークスタイル変革を支援している。

沿革[編集]

  • 2000年3月 株式会社いい・ジャンネット設立
  • 2000年7月 電子メール保管サイト「メールポインター」を開発、運用開始
  • 2000年7月 本社を渋谷区神宮前に移転
  • 2000年10月 ファクス⇔メール通信サイト 「ファクシメール」を開発、運用開始
  • 2000年12月 携帯電話用 簡易メモ作成サイト「KMEMO」を開発、運用開始
  • 2001年3月 「株式会社いいじゃんネット」に社名変更
  • 2001年4月 NTT西日本・タカラの共同企画向けに「フレッツロボ」開発
  • 2001年4月 ヤマト運輸のクロネコファクスに待受お絵かきサービス「ケータイ描きピー♪」開発、運用開始
  • 2001年8月 PCメール閲覧システム「melpo」開発、運用開始
  • 2001年9月 ヤマト運輸の「クロネコ@メール」開発、運用開始
  • 2001年12月 ドワンゴのi-mode向け携帯コンテンツ「ポケットアーティスト」のシステム部分を開発
  • 2002年2月 携帯電話とバーコードリーダーを利用したデータ収集システム「EasyPOS」を開発
  • 2002年5月 ヤマト運輸のクロネコファクス「カキンコ」を開発、運用開始
  • 2002年10月 「カチャットサーバー Version 1.0」をリリース、社内メールを携帯電話で閲覧できるリモートアクセスサービスを開発、運用開始[1]
  • 2003年2月 携帯電話とバーコードリーダーを利用した保守点検業務管理システム「バーフォン」をセコムテクノサービス株式会社と共同開発
  • 2003年3月 Bluetooth無線とBREWを利用した携帯電話バーコードデータ収集システム「BARMO」を開発
  • 2003年6月 「カチャットサーバー Version 2.8」をリリース、Notes DIIOP連携機能を追加
  • 2004年12月 本社を千代田区平河町に移転
  • 2005年5月 「カチャットサーバー Version 2.9」をリリース、RSAのSecurIDワンタイムパスワードトークンを認証に連携、CHTMLとの連携に対応
  • 2005年12月 「カチャットサーバー Version 3.0」をリリース、「カチャットサーバーEnterprise Edition」「カチャットサーバーStandard Edition」「カチャットサーバーPortal Limited Edition」を提供開始
  • 2006年3月 「カチャットサーバー Version 3.1」をリリース、Notesのダイレクトアクセス機能を実装
  • 2006年4月 「カチャットサーバー」の名称を「CACHATTO」に統一
  • 2006年9月 サーバー貸与タイプの「CACHATTO Express Server」 リリース[2]
  • 2006年10月 PC向けの「CACHATTO XE」、携帯電話向けの「CACHATTO ME」を提供開始[3]
  • 2007年5月 「CACHATTO Version 4.1」をリリース、Windows Mobileに対応
  • 2007年11月 「CACHATTO Version 4.2」をリリース、携帯用タブブラウザJavaアプリを提供開始
  • 2008年3月 大塚商会向けアプライアンスモデル「CACHATTO mini」を提供開始
  • 2008年3月 「CACHATTO for SoftBank」を提供開始
  • 2008年7月 CACHATTOがiPhone 3G に対応
  • 2009年4月 CACHATTOのiPhone向け「CACHATTO SecureBrowser」を提供開始
  • 2009年8月 資本金を4,500万円に増資
  • 2009年8月 CACHATTOの「Notes DB連携」を提供開始
  • 2010年5月 CACHATTOのAndroid端末向け「CACHATTO SecureBrowser」を提供開始
  • 2010年7月 「CACHATTO Version 4.5」をリリース、iPadに正式対応
  • 2010年9月 CACHATTO「Notesワークフロー対応オプション」を提供開始
  • 2010年12月 「CACHATTO SecureSandbox」(CACHATTO Desktopの前身)を提供開始
  • 2011年1月 「CACHATTO docomo Edition」を提供開始、株式会社NTTドコモの「ドコモ・プロスパート・プログラム」に登録
  • 2011年2月 ソフトバンクモバイル株式会社の「SoftBank Solution Provider PREMIUM」に加入
  • 2011年2月 「CACHATTO for au」を提供開始
  • 2011年10月 CACHATTOのユーザー数が10万人を突破
  • 2011年12月 「日本創生ビレッジ ビジネスコンテスト EGG JAPAN Innovation Cruiser」にて、CACHATTOが「Global賞」を受賞
  • 2012年1月 「e-Janネットワークス株式会社」に社名変更
  • 2012年1月 CACHATTO「ファイルサーバー閲覧機能」を提供開始
  • 2012年4月 大阪営業所を開設
  • 2012年6月 CACHATTOアクセスポイントを東西ディザスターリカバリー体制で運用開始
  • 2012年6月 CACHATTOがスマートデバイス用リモートアクセスツール市場でトップシェアを獲得(ミック経済研究所調べ)
  • 2012年8月 「CACHATTO Version 4.6」をリリース、多言語に対応
  • 2013年1月 「CACHATTO Version 5.0」をリリース、MDM機能、新ユーザーインターフェースを実装
  • 2013年2月 「IBM Collaboration Solutions Global Award」ファイナリストに選出
  • 2013年6月 CACHATTOがクラウド型グループウェアに対応
  • 2013年6月 CACHATTOがスマートデバイス用リモートアクセスツール市場で2年連続トップシェアを獲得(ミック経済研究所調べ)
  • 2013年7月 野村総研(北京)との協業によりCACHATTOの中国での販売を開始
  • 2014年1月 CACHATTO機能強化クライアント「CACHATTO Desktop for Windows」を発表
  • 2014年4月 本社を千代田区一番町に移転
  • 2014年4月 シンガポール現地法人「E-Jan International Pte. Ltd.」を設立
  • 2014年7月 CACHATTO Global Help Deskを開設
  • 2014年10月 CACHATTOがスマートデバイス用リモートアクセスツール市場で3年連続トップシェアを獲得
  • 2015年1月 クラウドサービスとの連携に対応する「Multi-Cloud Gateway」機能を発表
  • 2015年10月 リモートアクセスサービス「CACHATTO」が4年連続トップシェアを獲得
  • 2015年10月 法人向けインスタントメッセンジャー「CACHATTO Business Messenger」を発売
  • 2015年11月 CACHATTO クラウドホスティング for AWSの提供を開始
  • 2016年2月 海外向けリモートファイルサーバーアクセスサービス「NinjaConnect FS」を発売
  • 2016年4月 セキュアな仮想ワークスペースを提供する「CACHATTO Desktop V2.0」を発売
  • 2016年8月 リモートデスクトップソリューション「Splashtop for CACHATTO」を発売
  • 2016年11月 リモートアクセスサービス「CACHATTO」が5年連続トップシェアを獲得
  • 2017年2月 リモートアクセスサービス「CACHATTO」がAndroidフィーチャーフォンに対応
  • 2017年2月 インドに現地法人「CACHATTO INDIA PRIVATE LIMITED」を設立
  • 2017年3月 東レ株式会社より株式の譲渡を受け、MBOを実施
  • 2017年10月 リモートアクセスサービス「CACHATTO」が6年連続トップシェアを獲得
  • 2018年1月 ISMS認証( 「ISO/IEC 27001:2013」および「JIS Q 27001:2014」)取得 認証番号:IS 681141
  • 2018年4月 大阪営業所を西日本営業所に名称変更
  • 2018年10月 テレワークプラットフォーム「CACHATTO」が7年連続トップシェアを獲得
  • 2018年12月 高知テクニカルセンターを高知市に開設
  • 2019年11月 e-Janネットワークスがスムーズビズ推進賞を受賞
  • 2019年11月 e-Janネットワークスが令和元年度「テレワーク先駆者百選」に選定
  • 2019年12月 テレワークプラットフォーム「CACHATTO」が8年連続トップシェアを獲得
  • 2020年1月 工場ネットワークアクセスサービス「NinjaConnect ISM」を提供開始
  • 2020年2月 日本における「働きがいのある会社」ランキング小規模部門においてベストカンパニーに選出
  • 2020年6月 中小企業向けテレワークサービス「NinjaConnect Telework」を提供開始
  • 2020年7月 在宅勤務を中心としたより柔軟な働き方を選べる「e-Jan! Work Style」をスタート
  • 2020年11月 自治体向け閉域接続リモートアクセスサービス「CACHATTOリモートデスクトップ for Government」を提供開始
  • 2021年2月 テレワークプラットフォーム「CACHATTO」が9年連続トップシェアを獲得
  • 2021年2月 日本における「働きがいのある会社」ランキング中規模部門においてベストカンパニーに選出
  • 2021年3月 第1回「TOKYOテレワークアワード」にて「推進賞」を受賞
  • 2021年4月 みずほ銀行主催「Mizuho Innovation Award」を受賞
  • 2021年7月 函館サテライトオフィスを函館市に開設
  • 2021年9月 リモートデスクトップソリューション「CACHATTOリモートデスクトップ」を提供開始
  • 2021年10月 「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)」にて「特別奨励賞」を受賞
  • 2021年11月 「e-Janラボ in Kochi」を高知市に開設
  • 2021年11月 クラウドサービスへのセキュアアクセスを実現する「CACHATTO SecureContainer Cloud」を提供開始
  • 2022年2月 テレワークプラットフォーム「CACHATTO」が10年連続トップシェアを獲得
  • 2022年6月 ISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017:2015)取得
  • 2022年6月 中小企業向けテレワークサービス「NinjaConnect Telework」の製品名称を「CACHATTOリモートデスクトップ Box」に変更
  • 2022年12月 テレワークプラットフォーム「CACHATTO」が11年連続トップシェアを獲得
  • 2022年12月 12月18日を「CACHATTOの日」として制定
  • 2022年12月 「働きがいのある会社」認定において「働きがい認定企業」に選出
  • 2023年2月 クラウド版リモートアクセスサービス「CACHATTO Cloud」を提供開始[4]
  • 2023年9月 テレワークプラットフォーム「CACHATTO」が12年連続トップシェアを獲得[5]
  • 2023年11月 AD連携による端末管理が可能なデータレスクライアント「CACHATTO SecureContainer AD」を提供開始[6][7]
  • 2024年2月 本社を丸の内に移転

主な商品[編集]

  • CACHATTO
    • CACHATTO SecureBrowser:Webベースの軽微な業務に特化。Microsoft 365などのグループウェアやWebシステム利用、メール利用・ファイルサーバー・Officeファイル編集など、一般的な業務に必要な機能を搭載。
    • CACHATTO SecureContainer:リモートではなくPCローカル上の隔離領域をで作業を実施する特性上、レスポンスに特価した製品。作業終了時にデータ削除。独自VPN機能により安全に業務リソースへアクセス。VDI、DaaSと比較し低コスト。
    • CACHATTO リモートデスクトップ:交替制テレワークにフィットかのうなリモートデスクトップサービスとしており、同時接続数を基準とした低コストな料金体系。職場PCにアプリのインストール不要で、緊急時の一時利用拡大が容易。
    • Splashtop for CACHATTO:SplashtopにCACHATTOのセキュリティや運用管理機能を連携したリモートデスクトップサービスで、高速描写と快適操作を掲げている。
  • NinjaConnect
    • NinjaConnect ISM:工場内の制御PCにアクセスし各種メンテナンスを可能とするサービス

組織[編集]

事業部制

2つの事業で構成されている。

  • 国内事業
  • インド事業
国内営業所

東京、大阪、高知

連結子会社[編集]

  • CACHATTO INDIA PRIVATE LIMITED(インド現地法人)

脚注[編集]

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外部リンク[編集]