テレワーク
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テレワークとは、情報端末を活用し、会社外で仕事をする働き方のことである。在宅勤務、リモートワークなどとも呼ばれる。
概要[編集]
「遠く」を意味する「tele」と仕事の「work」を合わせた造語(米国発であり、和製ではない。)で、タブレット端末やパソコンを活用し、出社せずに自宅や共用オフィスで仕事をする働き方を意味する。テレワーク労働者はテレワーカーと呼ばれる。
国土の広いアメリカなどで専用線を用いて行われていたが、インターネット環境の発達で日本でも普及が拡大している。通勤時間を削減できるほか、通勤が難しい身体障害のある人の就業、災害時の業務継続、介護や育児との両立などにも有効とされる。
日本政府が平成29年(2017年)3月にまとめた働き方改革実行計画に推進が盛り込まれ、小池百合子都知事も新型コロナ禍前に都下の通勤地獄解消目的で提言していた。働き方の選択肢を増やすことで社員の離職防止にもつながるとされ、情報通信や金融といった業種での導入が目立っており、駅の構内などでは電話ボックスのようなテレワーク向けの個室設置が進んでいる。
課題[編集]
情報漏洩の防止や労務管理の徹底や業績評価方法の見直し、社員間コミュニケーションの減少などが課題として指摘されている。