魏 続(ぎ ぞく、生没年不詳)は、後漢末期の武将。
呂布の家臣で、呂布とは縁者だったことから重用された[1]。呂布は高順の兵を魏続に与えて指揮させた[1]。198年12月に呂布が曹操の攻撃を受けて下邳に追い詰められた際、同僚の宋憲・侯成と共に陳宮を捕縛して曹操に降伏した[1]。
『三国志演義』では呂布八健将(張遼、臧覇、郝萌、曹性、成廉、魏続、宋憲、侯成)の一人とされ、魏続らと協力して呂布が就寝中に縛り上げて曹操に差し出す。200年の官渡の戦いの際、袁紹軍の勇将・顔良に一騎撃ちを挑んであっさり斬られた。