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高原朗子
高原 朗子(たかはら あきこ、1962年10月20日[1] - )は、心理学者。臨床心理士。元熊本大学教育学部教授。専門は臨床心理学・障害児心理学[2]。
経歴[編集]
福岡市博多区網場町出身。福岡県立筑紫丘高等学校卒業[3]。1986年九州大学経済学部経営学科卒業。1990年同大学院教育学研究科教育心理学専攻博士後期課程中退[3][4]。社会福祉法人のぞみの里知的障害者入所更生施設志摩学園、社会福祉法人玄洋会知的障害者入所更生施設昭和学園の臨床心理士[1][3]、北九州大学文学部講師、助教授を経て[1]、1997年長崎大学教育学部助教授。2002年熊本大学教育学部附属教育実践総合センター助教授[1][3]。2003年「自閉性障害者の情動・認知の生涯発達援助に関する心理学的研究 : 心理劇的方法の臨床適用を中心として」で博士(人間環境学)(九州大学)[5]。2007年熊本大学教育学部准教授、2011年教授[1][3]。2012年熊本大学教育学部附属特別支援学校長(兼任)[6]。2017年熊本大学教育学研究科教職大学院教授(兼任)[1][3]。2018年退職。2020年福岡発達障害療育研究所所長[7]。社会福祉法人玄洋会やまと更生センター施設長も務める[1]。
人物[編集]
日本女性の会代表委員、日本女性の会九州ブロック代表世話人[8]、美しい日本の憲法をつくる熊本女性の会(略称:熊本女性の会。木村良子会長)運営委員長[9]、美しい日本の憲法をつくる九州女性の会実行委員長[10]。日本各地で140回以上改憲についての講演を行っている[11][12]。
精神科医の香山リカは2017年に「教育子育て九条の会」の集会で高原について「先ほど自衛隊のキャンペーンを見たというお話がありましたが、「ありがとう自衛隊アクションin福岡天神」というグループだと思います。その代表をしている方は高原朗子さんという熊本大学の教授で、教育学者で、専門は発達障害支援なんです。そして日本会議の日本女性の会の重鎮です。日本会議は「親学」というのをやっていて、発達障害は親が子どもと一緒にいない、愛着障害から生まれるんだと言っています。日本会議主催の「おしゃべり憲法カフェ」というので講演もしている方です。」と述べている[13]。
2017年に「「世界の記憶」日本軍「慰安婦の声」共同申請登録に反対する日本の学者の会」の賛同人に名を連ねた[14]。
国政を目指して2019年10月に「高原あきこ後援会」を立ち上げ、後援会長に九州電力の松尾新吾顧問が就任した[3]。2022年7月10日投開票の第26回参議院議員通常選挙に自民党公認で比例代表から立候補したが、17,542票(党内32/33位-特定枠2名を含む-)で落選した[15]。
高橋史朗『家庭教育の再生――今なぜ「親学」「親守詩」か。』(明成社、2012年)に「[コラム]「家庭教育条例案」論争の構図」を執筆している。
著書[編集]
- 『発達障害のための心理劇――想から現に』(編著、九州大学出版会、2007年)
- 『軽度発達障害のための心理劇――情操を育む支援法』(編著、九州大学出版会、2009年)
- 『発達障害児の生涯支援――社会への架け橋「心理劇」』(編著、九州大学出版会、2012年)
出典[編集]
- ↑ 以下の位置に戻る: a b c d e f g 第26回 参議院選挙 候補者 高原 あきこ (比例代表) 「決断と実行。暮らしを守る。」 2022年 第26回参議院選挙|自由民主党
- ↑ 発達障害児の生涯支援 九州大学出版会
- ↑ 以下の位置に戻る: a b c d e f g 「次期参議院選挙に立候補へ・・」・・高原朗子・元熊本大学教授|デジカメレポート くまもと経済、2021年1月13日
- ↑ researchmap
- ↑ CiNii Dissertations
- ↑ 高原 朗子先生がご来園 しゃくなげの森
- ↑ 高原先生と発達障害や自閉症について学びませんか?(PDF)福岡教育連盟
- ↑ 2014年9月5日 日本会議宮崎のFacebook
- ↑ 結成2周年を迎えた「美しい日本の憲法をつくる熊本女性の会」 熊本 産経新聞、2016年11月30日
- ↑ 「現行憲法に自衛隊明記を」 九州女性の会、福岡で街頭活動 地方議会でも機運醸成図る 産経新聞、2017年11月4日
- ↑ 「『女子の集まる憲法おしゃべりカフェ』にだまされたくない人のためのおしゃべりカフェ」報告 アジア女性資料センター、2016年6月15日
- ↑ 竹下郁子「婚活パーティーで「海ゆかば」、家庭守るためDVも我慢? 増加する“右派女性”のホンネは」AERA dot.、2017年4月27日
- ↑ 守ろう憲法 輝け未来 子育て・教育を考えるつどいの記録集 2017年12月10日(PDF)教育子育て九条の会
- ↑ 「世界の記憶」日本軍「慰安婦の声」共同申請登録に反対する日本の学者声明 歴史認識問題研究会、2017年10月16日
- ↑ 参議院選挙 自由民主党 比例代表候補者 NHK
関連項目[編集]
- 美しい日本の憲法をつくる国民の会
- 多久善郎(高原あきこ後援会参与)