発達障害

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

発達障害(はったつしょうがい)とは、脳機能の障害の総称である。数の上では注意欠陥・多動性障害(AD(H)D)が最も多く、自閉症スペクトラム障害アスペルガー症候群)がこれに次ぎ、学習障害(LD)なども分類される。

概要[編集]

発達障害は生まれつき(生得的)のものでであるこだわりが強い、コミュニケーションが難しい、物忘れ、などが症状となる。チック症吃音が併発することもある。発達障害は外見からはわからないため、大人になってから判明することもある。知的障害とは異なる。

歴史[編集]

日本で発達障害の存在が知らされたのは、司馬理英子の『のび太ジャイアン症候群』が嚆矢だと言われている。その後、国外の書籍を翻訳した『片づけられない女たち』が売れて、「生きづらさの正体は発達障害かもしれない」と思うような男女が増えた。

ちょうどインターネットが普及する黎明期と重なったため、ネットのあちこちに発達障害を取り上げたサイトが出始める。有名な所では『アスペルガーの館』。大人のADHDを取り上げた『大人のADHDの会(SOAA)』である。その後SOAAから分離した発達障害者たちが2ちゃんねる経由で『夜明け』を立ち上げている。

同時期にアスペルガー症候群をかかえた翻訳者ニキ・リンコがマスコミに登場するようになった。


関連項目[編集]

脚注[編集]