飛地

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

飛地または飛び地(とびち)とは、1つの地理的な領域の一部が離れた所にあるとき、その離れた領域を指していう。 ただし、それがの全域であるときやの対岸であるときは飛地とはいわない。

成因[編集]

アメリカカナダ国境北緯49度線と定められているが、ここではカナダ側のの先端が北緯49度線をはみ出ているため、はみ出た部分のみアメリカの飛び地(ポイント・ロバーツ)となっている。

例えば、緯線経線で領域の境を定めたとき、一部の陸地がはみ出てしまうと飛び地が生じる。アメリカポイントロバーツはその一例である。他にも、ある領域が別の隣接しない領域を編入したため、飛び地ができたケースもある。

カリーニングラード(旧ケーニヒスベルク)のように、ソ連崩壊の際にバルト三国が分離独立したためにできた飛び地もある。

国境だけでなく、国内の行政区画の飛地もある。