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電車でGO!プロフェッショナル仕様
電車でGO!プロフェッショナル仕様とはタイトーが1999年に発売したPS1用ビデオゲームである。
概要[編集]
運転士は君だ! でお馴染みな電車でGOの家庭用作品である。そのため、AC版は存在しない。
ルールは電車でGO!と基本的に同じ。
電車でGOシリーズの中で最多レベルの収録数である。
最初は48ダイヤのみだが、走行距離や既存ダイヤのクリアなどを重ねると最終的に83ダイヤまで行く。主に初代や2などの路線に改良や延長が加えられている。また今作は夜間で運転出来るダイヤも存在する。
なおこのようにボリュームもあるが、プロフェッショナルの名に恥じない位の超難関ダイヤが多数存在し、絶対に間に合わないダイヤが設定されていたりと難易度が桁違いのため初心者にはあまりおすすめできない。例を挙げると、
- 秋田新幹線 こまち22号
- こまち号の中で早朝と深夜にある大曲 - 盛岡間ノンストップの列車。一部駅間で線内最高速度の130m/h以上を出す必要があり、全駅定通と100点の両立が不可能。
- ほくほく線 普通越後湯沢行
- ほくほく線普通列車で越後湯沢まで向かうダイヤ。HK100型はこのゲームの中で性能はよいが、雨による性能低下や長時間運転する必要があるから難しい。
- 京浜東北線 南行103系ダイヤ
- 横浜まで運転する京浜東北線は209系と103系の2パターンあるが、209系前提のダイヤを103系で走るため、蒲田以南で余裕がなくなる。また、天候が雨であることに加え、このゲームの103系の独特な性能が運転間隔を狂わせる。
- 山手線 リフレッシュダイヤ
- リフレッシュダイヤ故に田町以降は京浜東北線の線路を走行するが、一つ前の103系と同様に209系前提のダイヤを205系で走るので想像はつくだろう。こっちは新橋→有楽町間と秋葉原→御徒町間で余裕が一切ない。
- 嵯峨野線 キハ40系
- 序盤の馬堀・保津峡が全く余裕がない。しかし、嵯峨以降は余裕ありまくりなのでここに挙げている中では比較的マシな部類。
- JR京都線 223系新快速
- 福知山線事故以前のJR西日本の体質を彷彿とさせるダイヤ。茨木→千里丘間で遅れがでるとそれを引きずることになり、回復しようとしても新大阪手前の制限45kmに引っかかるトラップがある。
- JR京都線 103系普通
- 京都線普通列車は全体的にダイヤに余裕がないが、4形式の中で唯一のデフォルト雨での運転および京浜東北線時にもあった独特な性能が難易度を上げている。
- JR京都線 201系普通(京都始発)
- 公式での難易度は2となっているが、ブレーキが悪いことや103系よりもなぜか加速性能が悪いことから難易度が高い。
- JR鹿児島線 715系ダイヤ
- 電車の性能が悪くダイヤも非常に厳しい上、全列車の中で最も運転時間が長い。さらに惰性走行0でも余裕時間0秒はおろかマイナスとなっている区間が複数存在する。ちなみに、悪天候縛り実況を行っていた705系氏によると、定期ダイヤでは715系は福間以北に乗り入れたことがない状態であり、おそらくダイヤ乱れ時の代走というかたちで運転しているのではないかと私見を述べた。
収録路線[編集]
・秋田新幹線(秋田 → 新花巻)
・ほくほく線(直江津 → 越後湯沢)
- 「2」では六日町までだったがこの作品では越後湯沢まで運転可能。
・京浜東北線(品川 → 横浜、品川 →上野)
- 南行が品川 → 横浜、北行が品川 → 上野である。
・山手線( 渋谷 → 上野)
- 基本的に東京までで、1本だけ山手線が工事で使用できないという設定で京浜東北線を走行する。
・東海道線(品川 → 横浜)
- 本作のみの完全新規路線。京浜東北線南行と並走する部分が収録。
・山陰線(亀岡 → 京都)
- 「3」でも収録されてる。初代では嵯峨嵐山となっていたのが、嵯峨に修正された。
・京都線(京都 → 大阪)
- 「初代」では快速のみだったが、往年の特急列車や各駅停車、新快速や梅小路を通過する快速も収録。
・大阪環状線(大阪 → 天王寺)
- 「2」のPS版リメイク。「2」では普通と関空快速だけだったが、大和路快速や関空特快などといった列車も収録。
・鹿児島線(博多 → 小倉)
- こちらも「2」のリメイク。「2」ではソニックと快速のみだったが、こちらの作品では様々な列車が収録。
収録車両[編集]
※すれ違う車両は除く
- わずか1年のみの活躍だった「秋田リレー」用車。
- 北越急行所有編成も収録。
- 本作で運転できるダイヤ数が一番多い車両。
- リバイバル運転という設定で品川 → 大阪(横浜 → 京都は省略)を運転できる。開放するためには全てのダイヤをコンテニューしてでもいいからクリアすることが条件である。
- リバイバル運転という設定で六日町~越後湯沢間を運転。
- 旧客と12系牽引のダイヤ
- リバイバル運転という設定
- 快速ダイヤではステンレス車と混結
- 最難関ダイヤで収録されており、恐らく最も記憶に残るであろう車両。なお実車は福間以北の定期運用はなかった。
- 寝台特急はやぶさで運転。客車は24系。
前作までの違い[編集]
前作には無かったナビゲーション機能が搭載され制限で即死、ということは無くなった。ハード以上にすると従来通りで出来る。また、初代では天候が変わるイベントがあったが、最初から最後まで固定されている。(最初雨なら最後まで雨)
ちなみにベリーハードでそのダイヤをノーコンティニュークリアをすると以後好きな天候で遊べる(晴・曇・雨・雷雨・雪・不明)、山手線・京浜東北線では実際の運転方法通りにATCで運転出来るようになった。