電気自動車

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電気自動車(でんきじどうしゃ)とは、モーターを用いた電動力で走る自動車のことである。

概要[編集]

レシプロエンジンなど内燃機関で走る車と比較してシンプルな構造となる。だが、1回の充電による走行可能な距離が短く、登場当時はあまり普及しなかった。

長所[編集]

  • モーターは、内燃機関と違い回転速度によるトルクの変化が少なく、変速機を単純化、又は、省略できる。また、逆転器の事前セットも不要で、経路途中の逆向き走行も容易。
  • 走行の際に排気ガスを出さない。機関を冷却するためのラジエターやウォーターポンプなどが不要となる。
  • 騒音や振動が少ない。
  • 燃料が不要である。
  • 電力を多量に貯蔵できるので、外出先で走行以外のために電力を使うことが可能。

短所[編集]

  • 給油が不要と言っても、充電に必要な電力は、外燃機関による発電が中心で、再生可能エネルギーが普及していない。

バッテリー[編集]

電気自動車の短所はほぼバッテリーであり、2000年代までは電池重量あたりの出力が低いことが最大のネックとなっており、低速短距離走行かつ火気厳禁箇所での使用も多いフォークリフトが一番電気自動車化が進んでいると言ってよい状況だった。このボトルネックの解消に向けて日々軽量化や長寿命化の研究開発が進められている。(全固体電池など)

  • 内燃機関より出力低下の時間が短いため、走行可能な距離が短すぎる傾向がある。
  • 暖房で内燃機関ほどの発熱がないので支障が出る。電熱器を使えば短い走行距離は更に短くなる。
  • 事故時に感電の危険がある。
  • 急速充電技術は進んでいるものの、充電に長い時間を要する。
  • バッテリーは徐々に劣化するので交換が必要になるが、規格化が進んでいないので、電気自動車のバッテリーの交換は手間を要し、交換に大金が必要で、本体の値段も高価である。
  • 事故時にバッテリーに損傷が入ると、発火する可能性もバッテリーの種類によってはある。

今後の課題[編集]

  • 走行距離を伸ばすために、軽量化やより出力の高いバッテリーの開発が必要である。
  • 充電するための施設を普及させる必要がある。或いは、電気を使い果たしたバッテリーを、充電済みのバッテリーと短時間で交換できるような施設が必要である。

電気自動車の普及によって生じる課題[編集]

  • 電気自動車が普及するようになれば、内燃機関の開発のための努力は報われにくくなるため、自動車メーカーの事業の大幅な方向転換が求められる。
  • 石油の需要が減少し、産油国は新規の収益開拓が必要となる。

普及に向けて[編集]

2010年代末以降、従来以上の温室効果ガス排出規制が求められ、欧州の主要国が、相次いでガソリンエンジン車やディーゼルエンジン車の廃止計画を策定しつつある。

その他[編集]

沿革[編集]

関連項目[編集]