都万村
ナビゲーションに移動
検索に移動
都万村(つまむら)は、かつて島根県隠岐郡に存在した村である。現在は隠岐の島町の一部となっている。
概要[編集]
隠岐の島の南西端を占める村で、明治37年(1904年)4月に村制が施行された。
この村の主要産業は農業・漁業であり、都万川・末路川・那久川などの流域に水田が開かれ、海岸沿いには南から蛸木・津戸・都万・那久・油井などの漁港があり、ワカメの採集や鯛・鰤の一本釣り、イタヤ貝などの養殖が行なわれた。海岸部には都万海岸、四敷島の景勝や屋那の松原などがあり、海水浴場や宿泊施設も整備されている。昭和50年(1975年)には村最大の奥津戸湾に海洋釣堀養殖施設などのある遊漁センターが建設され、湾内の砂浜が海幸の浜として整備され、ダイビングやジェットスキーも楽しめるなど、海浜レクリエーションの拠点として開発が行なわれている。
平成16年(2004年)10月1日、西郷町・布施村・五箇村と合併して隠岐の島町が発足し、都万村は廃止された。