五箇村 (島根県)
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五箇村(ごかむら)は、かつて島根県隠岐郡に存在した村である。現在は隠岐の島町の一部となって消滅した。
概要[編集]
島後の北西端を占める村で、明治37年(1904年)4月に村制を施行されて五箇村が誕生した。村域の中央部を流れる重栖川流域に水田が開けており、島後の穀倉地帯を形成しているが規模は小さい。稲作のほか、椎茸栽培や和牛飼育などが行なわれており、重栖港では牡蠣の養殖が行なわれている。村内の久見は黒曜石の産地である。
村の見どころとしては隠岐随一の宮として知られる水若栖神社や黒滝岩、福浦トンネル、海中景観の見事な代海中公園などがある。またシャクナゲ園があり、約1万本が公開されて毎年5月に「しゃくなげ祭り」が行なわれている。また、日本海沖の北西157キロにあり、韓国との間で帰属が争われている竹島もこの五箇村の村域であった。
平成16年(2004年)10月1日、西郷町・布施村・都万村と合併して隠岐の島町が発足し、五箇村は廃止となった。
五箇村の主要施設[編集]
五箇村の特産品[編集]
- 黒曜石細工
- 菓子