鯛
ナビゲーションに移動
検索に移動
鯛 | |
---|---|
分類 | |
界 | 動物界 |
門 | 脊椎動物門 |
綱 | 条鰭綱 |
目 | タイ目 |
科 | タイ科 |
名称 | |
学名 | Sparidae |
和名 | タイ (鯛) タイ科 |
保全状況 |
鯛(たい)とは、タイとも表記される魚類の(タイ科とされる)一群である。現在では分類が異なるかもしれない。
日本国内では、「魚族の中で、端麗な容姿と鮮美な色彩、それに雄々しくピンと張った尾びれなど、いかにも高雅な風格を備えた王者」という。「海のタイ、川の鯉」と呼ばれ、食味がよく珍重される。
なお、「腐っても鯛」と呼ばれるように、熟成させると(香りは飛んでしまうものの)旨みが向上するため、切身にして煮切り醤油に漬けておくと「鯛茶漬」「鯛めし」などとして利用される。
概要[編集]
いわゆる「タイ」には各種あり、マダイ・チダイ・キダイ・ヘダイ(別名チコダイ)・ヒレコダイ・クロダイの各属がいる(イシダイは別科)。いわゆる「あやかりダイ」も含めると数多くあり、その数はおそらく百を越える。ティラピアなども「イズミダイ」の名で流通している。
種類[編集]
「タイ」のつく魚種を以下に列挙する。
タイ科[編集]
- Acanthopagrus Peters, 1855
- ホシレンコ属 Amamiichthys Tanaka & Iwatsuki, 2015
- ホシレンコ
- アメリカチヌ属 Archosargus Gill, 1865
- タイワンダイ属 Argyrops Swainson, 1839
- タイワンダイ属
- ナガレンコ属 Argyrozona Smith, 1938
- ナガレンコ (単種)
- Boops Cuvier, 1814
- Boopsoidea Castelnau, 1861
- Calamus Swainson, 1839
- Centracanthus Rafinesque, 1810
- Cheimerius Smith, 1938
- クリソブレプス属 Chrysoblephus Swainson, 1839
- Crenidens Valenciennes, 1830
- Cymatoceps Smith, 1938
- キダイ属 Dentex Cuvier, 1814
- アフリカチヌ属 Diplodus Rafinesque, 1810
- チダイ属 Evynnis Jordan & Thompson, 1912
- Gymnocrotaphus Günther, 1859
- Lagodon Holbrook, 1855
- Lithognathus Swainson, 1839
- Oblada Cuvier, 1829
- Pachymetopon Günther, 1859
- パゲッルス属 Pagellus Valenciennes, 1830
- マダイ属 Pagrus Cuvier, 1816
- Parargyrops Tanaka, 1916
- Petrus Smith, 1938
- ポリアンビロドン属 Polyamblyodon Norman, 1935
- ポリステガヌス属 Polysteganus Klunzinger, 1870
- ポルコストマ属 Porcostoma Smith, 1938
- Pterogymnus Smith, 1938
- ヘダイ属 Rhabdosargus Fowler, 1933
- Sarpa Bonaparte, 1831
- Sparidentex Munro, 1948
- Sparodon Smith, 1938
- Sparus Linnaeus, 1758
- Spicara Rafinesque, 1810
- スポンディリオソマ属 Spondyliosoma Cantor, 1849
- Stenotomus Gill, 1865
- Virididentex Poll, 1971
偽物[編集]
以下はアヤカリダイであるらしい。
脚注[編集]
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 木村重『魚紳士録』(緑書房 1983(昭和五十三年))