越智通雄
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越智 通雄(おち みちお、昭和4年(1929年)4月23日 - 令和3年(2021年)1月30日) は、日本の大蔵官僚、政治家。衆議院議員(8期)、経済企画庁長官(第41・44代)、金融再生委員会委員長(第2代)を歴任。日韓親善協会中央会会長。
来歴[編集]
東京府出身。第67代の総理大臣である福田赳夫の娘婿(妻は福田赳夫の長女で康夫の姉である越智和子)で、その縁から福田が大蔵大臣の時に秘書官を務めたことがある。旧大蔵省を経て、昭和47年(1972年)に衆議院議員総選挙に出馬して初当選し、8期を務めた。経済通として知られており、宇野内閣や海部俊樹内閣で経済企画庁長官を歴任した。小渕恵三内閣の時代である平成12年(2000年)、金融再生委員長在任中に銀行関係者などに金融検査で手心を加えるような問題発言をしたため、引責辞任している。その地盤は次男の越智隆雄が継承した。
令和3年(2021年)1月30日午後1時5分、老衰のため東京都世田谷区で死去した。91歳没。