内閣
ナビゲーションに移動
検索に移動
内閣(ないかく)とは、国家の行政を裁決する最高機関のこと。日本の行政だけでなく、議院内閣制をとる日本以外の国家の行政権を担う機関としての訳語に充てられる。
日本[編集]
日本の内閣制度は明治18年(1885年)12月22日に太政官制度[注 1]に代わり創設された。初代内閣総理大臣には長州藩出身で参議の伊藤博文が就任した。また当初は内閣総理大臣(首相)のほか、外務大臣、大蔵大臣、内務大臣、陸軍大臣、海軍大臣などわずか9名の大臣で構成されていた。大日本帝国憲法下では主権者の天皇の協賛機関の役割だったが、日本国憲法下で行政を執行する最高機関に位置付けられた。
現在は大臣で構成されるが、総理大臣、国務大臣(省庁の大臣)の他、無任所大臣も内閣に含まれる。