谷藤悦史

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谷藤 悦史(たにふじ えつし、1950年 - )は、政治学者。早稲田大学政治経済学術院教授、早稲田大学重点領域研究機構長[1]。専攻は政治学・政治コミュニケーション・イギリス現代政治[2]

略歴[編集]

  • 1950年、北海道生まれ[3]
  • 1974年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同大学大学院政治学研究科修士課程を経て[4]
  • 1981年、早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学[5][6]東海大学茨城大学講師[5]東北福祉大学社会福祉学部助教授を経て[7]
  • 1989年、早稲田大学政治経済学部専任講師
  • 1991年、早稲田大学政治経済学部助教授[2]
  • 1995~97年、イギリスエセックス大学政治学部客員教授[4]
  • 1996年、早稲田大学政治経済学部教授[2]
  • 1997年、アイルランドダブリン大学ヨーロッパ経済公共問題研究所客員研究員[4]
  • 2006年、早稲田大学現代政治経済研究所所長
  • 2006年、早稲田大学政治経済学術院副学術院長
  • 2012年、早稲田大学研究院長[2]

その他、学習院大学講師、慶應義塾大学講師、東京大学講師を歴任[4]

[編集]

1989年以降の早稲田大学での経歴は「早稲田大学研究者データベース」を参照した[2]。「1989年早稲田大学政治経済学部助教授、1994年教授」[4]、「1989年早稲田大学助教授、1995年教授」[5]、「1994年早稲田大学政治経済学部教授」[8]とするものもある。

委員歴・役員歴[編集]

日本放送協会放送文化研究所委員(1999~2004年)、外部委員による「視聴者視点によるNHK評価委員会」委員長(2010~2012年)、総務省政策評価・独立行政法人評価委員会委員、政策評価分科会長(2011~2015年)[2]、総務省政策評価審議会会長代理[9]政策研究フォーラム理事[10]、理事長[11]、公益財団法人富士社会教育センター理事などを歴任[12][13]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『現代メディアと政治――劇場社会のジャーナリズムと政治』 一藝社(Ichigei library)、2005年
  • 『赤いバラは散らない――英国労働党の興亡』 一藝社、2016年

共著[編集]

  • 『日本政治の変遷――史料と基礎知識』 富田信男、福岡政行、楠精一郎共著、北樹出版、発売:学文社、1983年
  • 『現代政治意識論――アノミー・疎外・政治不信の構図』 小林良彰、村山晧司、武重雅文共著、高文堂出版社、1984年
  • 『21世紀への政治デザイン』 富田信男、内田満、高橋祥起、田中靖政、堀江湛共著、北樹出版、1995年
  • 『マス・コミュニケーションへの接近』 小川浩一編著、赤尾光史、飯塚浩一、大井眞二、大石裕、小川恒夫、藤田真文、山腰修三共著、八千代出版、2005年

編著[編集]

  • 『誰が政治家になるのか――候補者選びの国際比較』 吉野孝、今村浩共編、早稲田大学出版部、2001年
  • 『論点日本の政治――政治を学ぶための基礎知識』 吉野孝、今村浩共編著、東京法令出版、2015年

コーディネーター[編集]

  • 『「危機」と向き合うジャーナリズム』 早稲田大学出版部(石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2012)、2013年
  • 『ジャーナリズムの「可能性」』 早稲田大学出版部(石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2013)、2014年
  • 『ジャーナリズムの「新地平」』 早稲田大学出版部(石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2014)、2015年

訳書[編集]

  • メルヴィン L. デフレー、サンドラ ボール-ロキーチ『マス・コミュニケーションの理論』 柳井道夫共訳、敬文堂、1994年
  • 『リーディングス政治コミュニケーション』 大石裕共編訳、一藝社、2002年
  • K.W.ドイッチュ『サイバネティクスの政治理論』 伊藤重行、佐藤敬三、高山巖、藪野祐三共訳、早稲田大学出版部、1986年、新装版2002年
  • ダーレン G.リリカー『政治コミュニケーションを理解するための52章』 監訳、早稲田大学出版部、2011年

出典[編集]

外部リンク[編集]