芝村藩

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芝村藩(しばむらはん)は、江戸時代中期から明治時代初期まで大和国に存在したである。藩主家は外様大名織田氏。石高は1万石。藩庁は芝村陣屋。現在の奈良県桜井市に存在した。

概要[編集]

宝永元年(1704年)、大和国戒重藩主の織田長清が藩庁を戒重から岩田に移したことにより、芝村藩(当時は岩田藩)が立藩した。正徳3年(1713年)に岩田は芝村と改名された。

この藩では宝暦3年(1753年)に芝村騒動が発生している。芝村藩は小藩のため藩財政が苦しく、年貢を増徴していたが百姓は年貢減免を求めて十市郡葛本村など8村が京都奉行所に訴え出て、結果的に数十人が断罪されるという事件が起きている。

以後、織田氏の支配のままで明治維新を迎えた。明治4年(1871年)の廃藩置県により、芝村藩は消滅した。

歴代藩主[編集]

織田家

1万石 外様

  1. 長清(ながずみ)
  2. 長弘(ながひろ)
  3. 長亮(ながあき)
  4. 輔宜(すけよし)
  5. 長教(ながのり)
  6. 長宇(ながのき)
  7. 長恭(ながやす)
  8. 長易(ながやす)

幕末の領地[編集]