立命館大学 (BKC) 線
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立命館大学(BKC)線(りつめいかんだいがく(ビーケーシー)せん)とは、京都府京都市伏見区に位置する京阪電気鉄道京阪本線・宇治線中書島駅と、滋賀県草津市に位置する立命館大学(びわこ・くさつキャンパス)(以下「BKC」と称す)とを結ぶ高速道路を走行する路線バスである。
座席定員制を採用。満員になり次第発車する。
なお、両者とも高速バスと言う位置付けにはしていない(路線バスとしている)が、立命館大学による運行開始前の公式発表では「高速バス」と記述されている。
概要[編集]
2000年代後半までに京都府南部の道路事情が改善し、特に高速道路網が整備され、又京阪沿線からの立命館大学(BKC)への通学には多大な時間を要するため、整備された高速道路網を利用しての直通短距離高速バスを学校法人立命館、立命館大学、京阪京都交通、京阪宇治バスとの4者で提案の上計画された路線である。これにより京阪沿線より立命館大学(BKC)への通学時間が大幅に短縮された。
沿革[編集]
運行事業者[編集]
管轄営業所[編集]
- 京阪京都交通中山営業所
- 京阪宇治バス宇治営業所
- 何れも各営業所から京阪中書島までは回送で運行されている。
運行情報[編集]
- 経路
- 所要時間
- 立命館大学(BKC)行き - 32分
- 京阪中書島行き - 35分
- 運行本数
- 平日 - 15往復(京阪京都交通と京阪宇治バスが交互に運行)。
- 土曜日 - 5往復(午前の便は京阪京都交通が、午後の便は京阪宇治バスがそれぞれ運行)。ただし学校側の都合により平日ダイヤでの運行となる場合もある[2]。
- 休日及び大学休校日 - 全便運休。ただし、オープンキャンパスや各種学校行事の開催時等、学校側の都合により休日でも運行を行う場合があり、その場合は学校行事等の状況により平日ダイヤ及び土曜日ダイヤの何れかが適用される。[3]運行日に付いてはバス会社の公式サイトを参照。
- その他
- スルッとKANSAI及び京阪グループ共通バスカードは使用できない。
- このバスを利用する立命館大学生徒、教授および関係者はキャンパスインフォメーションでの登録が必要となる(外部の一般乗客が利用する場合は登録不要)。
- 京阪京都交通はこの路線は発着地とも自社の運行エリア外の路線であるのが特徴となっている。同社が滋賀県で路線免許を取得したのもこの路線が初である。
車両[編集]
京阪京都交通便と京阪宇治バス便とで車両の接客設備に大きな差があるのが特徴となっている。但し京阪京都交通便の場合は車両の構造上、車椅子での乗車が不可能である。
- 京阪京都交通 - 日野・セレガ(高速バス仕様、便所無し) 社番N572
- 京阪バスから譲渡された車両。現在の所予備車が設定されていないが、他車および京阪宇治バス車両での代走実績はない。
- 京阪宇治バス - 日野・ブルーリボンII(ワンロマ仕様)[4] 車両番号8331、8332
- 宇治営業所への電話での事前予約で車椅子での乗車可能。
脚注[編集]
参考文献・出典[編集]
- 立命館大学(BKC)直通バスを京阪中書島から運行します - 京阪京都交通・京阪宇治バス(2008年1月30日)
外部リンク[編集]
- 4月1日より京阪中書島~立命館大学(BKC)の運行開始のお知らせ - 京阪京都交通
- 立命館大学(BKC)直通バス - 京阪宇治バス