日野・セレガ

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日野・セレガ(HINO SELEGA)とは、日野自動車が販売している大型観光バス高速バスである。

2代目日野セレガ(2RG-RU1ESDA)

概要[編集]

初代[編集]

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2代目[編集]

2005年8月22日にフルモデルチェンジし発売された[1]。このモデルでは新型エンジンE13Cの搭載や、クリーンディーゼルシステム「DPR」の採用により、環境負荷の軽減を図っている。また、その他安全性や快適性の向上も図っている。2代目セレガはいすゞ・ガーラは統合車種となった。型式はADG-RU1ESAA。同年10月にはグッドデザイン賞を受賞している[2]。また、翌年2月20日にはハイデッカーショートも設定されている[3]。エンジンは新開発のJ08Eで、型式はADG-RU8JHAA。

2006年6月21日に平成27年度燃費基準を達成した車両が発売された[4]。型式はPKG-RU1ESAA。ADG-車との見た目の違いは特にない。

2007年1月18日にハイデッカーショートの「低排出ガス重量車」適合車が発売された[5]。型式はBDG-RU8JHAA。ADG-車との見た目の違いは特にない。

2010年7月13日に改良したモデルが発売された。このモデルはクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」の採用などによりポスト新長期規制に適合している。また、衝突被害軽減ブレーキ(PCS)を日本のバスで初めて標準設定した。これによりフロントグリルにミリ波レーダーが設置されている[6]。型式はLKG-RU1ESBA(大型12m)、SDG-RU8JHBA(大型9m)。

2012年5月10日に改良したモデルが発売された。新たにA09Cエンジン搭載車がラインナップされている。また、安全対策の向上が行われた[7]。型式はQRG-RU1ASCA(大型12m・A09C)、QPG-RU1ESBA(大型12m・E13C)。その後2014年3月11日に改良モデルが発表され、同年4月1日より発売された。このモデルよりE13Cエンジン車が平成27年度燃費基準値+10%達成車となった(従来は+5%)。また、安全対策の向上が行われた[8]。型式はQRG-RU1ESBA(大型12m・E13C)。A09C車は変更なし。また、2015年よりA09Cエンジン車が平成27年度燃費基準値+15%達成車となった。型式はQTG-RU1ASCA(大型12m・A09C)。E13C車は変更なし。

2017年6月6日に改良モデルが発表され、7月3日に発売された。平成28年排出ガス規制に適合した。また、安全性の向上も行われている。ハイデッカーショートは7速AMTが標準となり、エンジンがA05Cに変更された。型式は2TG-RU1ASDA(大型12m・A09C)、2RG-RU1ESDA(大型12m・E13C)、2KG-RU2AHDA(ハイデッカーショート)[9]2018年6月28日にはドライバー異常時対応システム(EDSS)搭載車が発表され、同年7月2日に発売されている。また、大型12m車にも7速AMTが設定された。その他安全性の向上も行われている[10]。型式は変更なし。2019年6月14日に発表され、7月1日に発売された改良モデルでは自動検知式ドライバー異常時対応システムが搭載された。その他安全性の向上も行われている。型式は変更なし。2021年からはナンバープレート取り付け規制の変更の影響で、ナンバープレートの取り付け角度が変更されている。

2022年の日野不正問題でセレガに使われているA05C・A09C・E13Cエンジンには不正があったことが判明し、出荷停止となった。その後、A05C車は2022年後半頃に出荷再開、A09C車は2022年4月に出荷を再開しているが、E13C車は2024年5月現在も出荷停止のままである。また、日野不正問題の影響でセレガには形式の変更が生じている。新しい形式は2PG-RU1ASDA(大型12m・A09C)、2PG-RU1ESDA(大型12m・E13C・MT)、2KG-RU1ESDA(大型12m・E13C・AT)。

2024年2月21日に改良モデルが発表され、3月1日に発売された。このモデルではオートライト機能やレーンキーピングアシストの設定など、安全性の向上が行われている[11]。型式は変更なし。

脚注[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]