稚内港駅
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稚内港駅(わっかないこうえき)とは、戦前・戦中に北海道の宗谷本線に存在した駅。
概要[編集]
1938年から1945年まで稚内駅の北東500メートルほど、稚内港の北防波堤に隣接した場所に位置していた駅である。1938年に当駅と樺太の大泊駅を結ぶ稚泊連絡船の運航が開始に伴い、アクセス用として開業した。
運賃計算上は稚内駅構内の扱いであり、開業していた当時は北海道で最北端の駅、1943年に樺太が内地に編入されるまでは内地でも最北端の駅であった。
駅のホームのすぐ横に船があり、短時間で乗り継ぎができたが、1945年8月、樺太がソ連に占領されると稚泊連絡船は廃止され、これに伴い本駅も廃止された。現在は稚内港駅に引き込まれていた線路も撤去され、付近は緑地となっている。
関連項目[編集]
W 宗谷本線の駅一覧 |