上雄信内駅
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上雄信内駅(かみおのっぷないえき)とは、かつてJR北海道の宗谷本線にあった廃駅である。
概要[編集]
まず、この駅は駅という概念が打ち破られてしまう。なんと当駅に通じる道が一切ない。当駅に行くためには、素直に列車で到達するか、私有地の牧草地を突っ切るという手段しかない。当然私有地を突っ切るのは法に触れることであるのでアウトである。一時期は鉄柵が設置されて物理的に訪問不可能な状態であった。
山に囲まれた小幌駅ですら海に出る道があるので、それを越えてくる秘境駅となっており秘境駅ファンの中では非常に有名だった。
周辺は先述した通り牧草地が広がり住宅はない。周辺は外に出られない以外糠南駅と同じである。
そもそも駅をまともに利用することすらままならないため当然定期利用者は0人。2001年に廃駅となった。
駅構造[編集]
仮乗降場を1987年の民営化時に昇格させ、駅となった。そのため0.5両程度しかない板張りのホームがあるだけだったが、隣には倉庫のような木造の小さな待合室があった。
駅跡[編集]
全く分からなくなっている。航空写真やGPSをフル活用しないと到達は困難。
保存[編集]
かつて当駅で使われていた小屋がウタラといかんというゲストハウスに移設され保存されている。
関連項目[編集]
- 海芝浦駅 - 同じく私有地(東芝エネルギーシステムズ)の中に駅があるため、一般人は海芝公園という駅に繋がっている公園に出る以外の選択肢がない。