秋保温泉
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秋保温泉(あきうおんせん)とは、宮城県仙台市太白区秋保町湯元に存在する温泉である。
概要[編集]
名取川の上流に存在する温泉である。仙台市の奥座敷ともいうべき温泉郷である。
この温泉は古くは「名取の御湯」と呼ばれ、兵庫県神戸市の有馬温泉や愛媛県松山市の道後温泉と並んで日本三名湯の1つとまで称された。また宮城県内では鳴子町の鳴子温泉、福島市の飯坂温泉と並んで奥州三古湯の1つにまで数えられた。
この湯の起源は6世紀後半の欽明天皇の時代と言われている。疱瘡に悩まされた天皇が当地の湯の効能を聞いて都に取り寄せ、しばらくの間入浴すると疱瘡が跡形も無く完治したという伝説があり、温泉街の一隅にこの由来を刻んだ碑が建立されている。また江戸時代においては、仙台藩主の伊達氏の入湯場が設置され、歴代の藩主も訪れて入浴するほどであった。
温泉街の付近には磊々峡、薬師堂、天守閣自然公園、秋保森林スポーツ公園、クレー射撃場などの施設も充実している。
アクセス[編集]
- JR仙台駅西口バスプールからバスで55分(宮城交通バス秋保温泉行き、「秋保温泉湯元」下車)。
- JR仙台駅西口バスプールからバスで30分(仙台西部ライナーかわさきまち行き、「秋保・里センター」等下車)。
- JR仙山線愛子駅からバスで15分(仙台市営バス秋保・二口行き、「秋保・里センター」下車)。
- 東北自動車道仙台南ICから車で15分。