無形文化遺産(むけいぶんかいさん)とは、2006年発効の無形文化遺産保護条約に基づき、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が登録する伝統的な祭礼行事や工芸技術、社会的慣習などを指す。遺跡や建造物といった有形文化財や自然環境を登録する世界遺産とは異なり、無形の文化財を対象とする。2018年11月26日現在の登録総数は399件で、日本からは能楽、和食などの合計21件が登録されている。