百井盛
ナビゲーションに移動
検索に移動
百井 盛(ももい さかり、明治36年(1903年)2月5日[1][2] - 平成27年(2015年)7月5日[1][2])は、日本の福島県出身の男性。平成25年(2013年)7月から亡くなるまでの約2年間日本国内で最高齢の男性であり、平成26年(2014年)6月から亡くなるまで世界最高齢の男性であった。
生涯[編集]
明治36年(1903年)2月5日、福島県に生まれる[1][2]。農芸化学の教員として長年勤務し、福島と埼玉県の県立高校で校長を務めた[1]。
平成25年(2013年)7月に新潟県三条市の五十嵐丈吉が111歳で死去したため、日本国内で最高齢の男性となる[1][2]。平成26年(2014年)6月に1日だけ年上だったポーランド出身のアレクサンダー・イミック博士[3]が111歳でアメリカで死去したため、同年8月にギネス・ワールド・レコーズ社に世界最高齢の男性として認定された[1][2]。
平成25年(2013年)9月、入院先の東京都内の療養型病院でさいたま市長の表敬訪問を受けた際にはモーニング姿で対応し、暗記している「長恨歌」を朗々と口にしたという[1]。翌年8月にも表敬訪問を受けるが、この際にも1日3食を完食するなど元気に過ごしていた[1]。
平成27年(2015年)7月5日午後8時45分、慢性腎不全により112歳で死去した[1][2]。
死去により、名古屋市に住む小出保太郎(112歳)が国内並びに世界最高齢の男性になった[1][2]。