王 惇(おう とん、生年月日不明 - 256年)は、後漢末期から三国時代にかけての呉の武将・政治家[1]。
孫権の時代から仕えた家臣で、219年に孫権が曹操と手を結んだ際に曹操に献上する馬を買い入れる役目を果たしている[1]。256年に右将軍で皇族の孫憲が孫綝暗殺を計画した際、その計画に参画するも孫綝に露見して殺害された[1]。
『三国志演義』では第111回で孫綝に殺害された人物として名前のみ登場する。