油川夫人

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油川夫人(あぶらかわふじん、? - 元亀2年(1571年))は、戦国時代女性甲斐戦国大名である武田信玄側室。実名は不詳。

略歴[編集]

甲斐武田家の分家である油川氏を出自とする。信玄に寵愛されて側室に迎えられたとされ、信玄の5男である仁科盛信をはじめ、6男の葛山信貞、さらに織田信長嫡子である織田信忠と婚約した娘の松姫上杉景勝に嫁いだ菊姫など2男2女を信玄との間にもうけている。なお、あくまで一説に木曽義昌に嫁いだ真理姫も油川夫人の所生と伝わるが確証はない。

信玄が死去する2年前の元亀2年(1571年)に死去した。テレビドラマなどでは信玄に愛されたり多くの逸話で彩られている彼女だが、史料上で確認できる逸話などは皆無である。

油川夫人が登場する作品[編集]

  • 作品により名前がそれぞれオリジナルで与えられ異なる。
映画
テレビドラマ