森本葵
ナビゲーションに移動
検索に移動
森本 葵（もりもと まもる、昭和14年（1939年）7月11日 - 令和3年（2021年）2月28日）は、日本の陸上競技選手、陸上競技指導者、体育学者。駒澤大学名誉教授。元800m日本記録保持者。1964年東京オリンピック日本代表。駒澤大学陸上競技部監督として2000年に箱根駅伝初優勝に導くなど、同大の礎を築いた。同総監督、顧問を歴任。日本学生陸上競技連合参与を務めた。長女に森本蘭、次女に森本鶴がいる。
来歴[編集]
三重の宇治山田商工高（現在の宇治山田商高）から中央大学を経てリッカーミシンへ入る。当時の西ドイツに留学中の昭和39年（1964年）に1分47秒4の800メートル日本記録を樹立した。この記録は平成5年（1993年）まで日本記録として保持された。1964年東京五輪ではメダル候補として期待されていたが、急性肝炎に倒れて決勝進出を逃してしまった。
昭和44年（1969年）に当時は弱小だった駒澤大学の監督に就任する。さらに平成7年（1995年）に卒業生の大八木弘明コーチ（2021年時点監督）を招聘して強化に努め、同大の駅伝強豪校に育てるのに大きな貢献を果たした。
令和3年（2021年）2月28日午後12時28分、腹部動脈瘤破裂のため東京都三鷹市の病院で死去。81歳没。
受賞[編集]
- 2005年 日本学生陸上競技連合 功労賞
著作[編集]
「国立国会図書館 」を参照