本郷城
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本郷城(ほんごうじょう)は、現在の岐阜県揖斐郡池田町本郷397-6にかつて存在した日本の城である。
概要[編集]
土岐頼清の3男・土岐頼忠により室町時代初期に築城された。頼忠の子・池田頼益の時代には尾張国萱津に移って萱野氏を称した。頼益は後に美濃国の守護職を継承して革手城に移り、土岐に復姓している。そのため、本郷城には家臣の国枝氏が居城とした。
織田信長の嫡孫・織田秀信の時代には国枝政森が城主を務めており、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで秀信が西軍に属すとそれに従い、本郷城は東軍に焼き払われて廃城となった。
記録を見ると、この城は2重の堀をめぐらした平城で、20間四方の本丸を備えていたと見られるが、現在はわずかに土塁や堀跡などが残っているのみである。