普通江区域

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普通江区域(ポトンガン-くいき/普通江區域)は、平壌直轄市中心部西部にある、平壌直轄市19区域のひとつ。

平壌直轄市 普通江区域
位置
各種表記
チョソングル보통강구역
漢字:普通江區域
日本語読み仮名:ふとうこうくいき
片仮名転写:ポトンガン-グヨク
ローマ字転写 (RR):BotonggangGuyeok
ローマ字転写 (MR):Pot'onggang-guyŏk
英語表記:Potonggang-District
統計(2008年
面積:7.1 km2
総人口:105,180 人
行政
国:朝鮮民主主義人民共和国
上位自治体:平壌直轄市

地理[編集]

地域名にある、大同江の支流・普通江が大蛇行する地帯にある。普通江を挟んで東に中区域、西に万景台区域、南に平川区域、そして北を西城区域と接する。 区域の中央を平義線が横切っている。

区域北西部は烽火山(94m)、都頭山、作薬山などの低い丘陵を形成しているが、その地域を除けばほとんどが平壌平野の一部で、今は市街地になっている。西部は普通江が北から南に流れ、北部と東部・南部には普通江運河が、といった具合に四面を河川に囲まれた地域である。 河川には、満月島・半月島・西川島・興川島・禽卵島・東角島・西角島・運河島などの中州が形成されている。普通江2洞の「普通江のポプラ木」が天然記念物第6号に指定されている。

歴史[編集]

  • 李氏朝鮮時代 - 平壌府仁興部龍山坊に属す。
  • 1896年 - 平壌府龍山面となる
  • 1914年 - 平安南道大同郡龍山面となる
  • 1930年代 - いくつかの地域が平壌府に編入
  • 1946年 - 新設の平壌直轄市中区に改編
  • 1952年 - 中区域に改称
  • 1960年10月 - 平壌直轄市中区域大駝嶺洞・普通江洞・西将洞・書斎洞・石岩洞・赤窟洞・窟院洞および弥勒洞の一部、外城区域運河洞の区域をもって、普通江区域を設置
    • 普通江洞・石岩洞の各一部を合併し、新原洞を新設
    • 西将洞・普通江洞の各一部を合併し、大普洞を新設
    • 石岩洞・普通江洞の各一部を西将洞に編入
    • 書斎洞・赤窟洞の各一部を弥勒洞に編入
    • 弥勒洞を烽火洞に改称
    • 赤窟洞を楽園洞に改称
    • 窟院洞を慶興洞に改称
  • 1963年 - 大駝嶺洞を分割し、大駝嶺一洞・大駝嶺二洞を新設
  • 1965年 - 西将洞を分割し、西将一洞・西将二洞を新設
  • 1969年
    • 大駝嶺二洞の一部を分離し、セゴリ洞を新設
    • 楽園洞の一部を分離し、プルクンゴリ洞を新設
  • 1972年
    • 普通江洞の一部を分離し、普通江一洞を新設
    • 普通江洞の残部と大駝嶺一洞の一部を合併し、普通江二洞を新設
    • プルクンゴリ洞を分割し、プルクンゴリ一洞・プルクンゴリ二洞を新設
  • 1983年
    • 西将二洞の一部を慶興洞に編入
    • 西将一洞と西将二洞の残部を合併し、西将洞を設置
    • プルクンゴリ二洞の一部を分離し、プルクンゴリ三洞を新設
  • 1986年 - 書斎洞を楽園洞に編入
  • 1991年
    • 運河洞をプルクンゴリ二洞に編入
    • 大駝嶺一洞を柳京一洞に改称
    • 大駝嶺二洞を柳京二洞に改称

行政区域[編集]

  • 慶興洞(キョンフンドン)
  • 大普洞(テボドン)
  • 楽園洞(ラゴンドン)
  • 柳京一洞(リュギョンイルトン)
  • 柳京二洞(リュギョンイドン)
  • 普通江一洞(ポトンガンイルトン)
  • 普通江二洞(ポトンガンイドン)
  • 烽火洞(ポンファドン)
  • プルグンゴリ一洞(プルグンゴリイルトン)
  • プルグンゴリ二洞(プルグンゴリイドン)
  • プルグンゴリ三洞(プルグンゴリサムドン)
  • 西将洞(ソジャンドン)
  • 石岩洞(ソガムドン)
  • セゴリ洞(セゴリドン)
  • 新原洞(シノンドン)

施設[編集]

教育[編集]

産業[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

公共交通機関[編集]

道路[編集]

関連項目[編集]