日本の政党

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日本の政党は、日本国にて活動している政党である。

概要[編集]

日本には、数多くの政党があり、国政で活動する党から、地域ローカルの党まで、様々である。

国政政党[編集]

衆議院参議院に議席を持つ党。衆議院は小選挙区制を取っていて、参議院も一人区が多いことから、実際の支持傾向以上に与党圧勝となりやすい。

現在の党の一覧[編集]

国会の議席数が多い方から順に記す。

自由民主党
日本の保守本流。ルーツは、政党政治黎明期の、自由党板垣退助)や立憲改進党大隈重信)にまで遡ることができる。1955年の自由党・民主党合併により誕生した党で、当初は東西冷戦の西側唯一の党としての側面が強く、現在に至るまでのほとんどの期間で政権与党となっている。2022年11月現在、衆議院の56%、参議院の48%の議席を占める日本最大の政党だが、比例代表での得票率は30%台であることが多く、一人区効果の恩恵を多く受けている党ともいえる。
立憲民主党
自民党から分党した勢力などを集め、自民党に対抗する勢力を目指して1994年に作られた新進党がルーツ。その後紆余曲折を経て、社会党(現:社会民主党)からの大量移籍もあり、以降野党第一党の立場を主に担っている。議席数は自民党の半分にも満たない。公務員・インフラ系の労働組合が支持母体で、自民党と比べて、革新色が強い。
日本維新の会
新興勢力。2010年に、当時の大阪府知事、橋下徹が設立した地域政党がルーツ。その後国政に進出し、衆議院では第三位、参議院では第四位の勢力となっている。大阪府での人気が圧倒的で、大阪府選出の国会議員に限ると圧倒的多数派。国会で政権を握ったことは無いが、改憲に前向きであることから、野党内でしばしば「与党の補完勢力」「改憲勢力」扱いされることがある。
公明党
創価学会が支持母体の党。衆議院では第四位、参議院では第三位の勢力となっている。1999年に自民党・自由党(立憲民主党の前身の一つで、後に連立から離脱)との連立政権を成立させた。以降現在に至るまで、2009~12年の民主党政権時を除き、第二与党として自民党との連立政権を維持している。
国民民主党
かつて社会党(現:社会民主党)右派から分党した民社党をルーツとしているが、これまで様々な政党との合併・分裂を繰り返してきた。2017年民進党(現:立憲民主党・国民民主党)解党後にできた政党の一つで、当時は大きな勢力であったが、2020年に立憲民主党と合併。この時、立憲民主党に移籍しなかった、主に旧民社党系の議員を中心に構成されていて、日本共産党など他の左派政党とは距離を置いている。産業系の労働組合が支持母体。
日本共産党
戦前から続く、最も左派に位置する政党。これまでどこの政党とも組まず、独自路線を貫いてきたが、近年は立ち位置の近い立憲民主党れいわ新選組社会民主党との連携を強めている。
れいわ新選組
新興勢力。俳優出身の山本太郎により設立された党。かつては新党今はひとり新党ひとりひとり生活の党と山本太郎となかまたちなどと党名を次々と変えてきたが、小沢一郎が国民民主党→立憲民主党に移籍した2019年以降は「れいわ新選組」の党名を続けている。
社会民主党
昭和の時代に長年野党第一党であった日本社会党がルーツ。かつては大勢力であったが、多くの議員が民主党(現:立憲民主党)の結党に参加し、勢力を大きく減らした。2022年11月現在、衆議院・参議院それぞれに1議席ずつ持っている。かつては革新本流であるが、今その座を立憲民主党に譲っている。
NHK党
新興勢力。NHK受信料制度の改善を訴え、受信料制度に不満のある層から票を得て当選者を出すことができたが、何をしたいのかいまいちよく分からない。
参政党
新興勢力。右派色が強いという側面もあるが、「食の安全」などオーガニック信仰色の強さも大きな特徴。2022年の参議院選挙で初めて当選者を出し、参議院に1議席を有している。
日本保守党
新興勢力。小説家の百田尚樹が設立した右派政党。かつて民主党所属の衆議院議員と名古屋市長の経験がある河村たかしが2024年の衆議院選挙で当選、議席を獲得した。

国会の議席を失った党、解党した党[編集]

新社会党
民主党

地域政党[編集]

以下が有名どころ。

関連項目[編集]