新時代社
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新時代社(しんじだいしゃ)は、新左翼党派「日本革命的共産主義者同盟(JRCL)」の出版社・事務所。東京都千代田区にある同名の出版社「新時代社」とは異なる。
概要[編集]
東京都渋谷区初台1-50-4-103に存在し、大阪市福島区福島7-16-10吉村ビル203号に関西新時代社を置く。もともとは「日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)」(通称:第四インター)の出版社・事務所で、東京都港区芝にあった[1]。第四インターは1991年に「日本革命的共産主義者同盟(JRCL)」(通称:JRCL)に改称して現在に至る。
JRCLの機関紙『かけはし』、JRCLの青年組織・日本共産青年同盟の機関誌『青年戦線』などを発行している。2009年9月からは「労働者の力社」(=「国際主義労働者全国協議会」)と共同で『かけはし』の編集、発行に当たっている。
国際革命文庫[編集]
新時代社が発行した新書サイズの叢書。ほとんどが絶版になっているが、5巻・12巻・16巻を除きホームページ「レッドモール党」で電子化されている[2]。国立国会図書館には3巻・6~9巻・14巻が所蔵されている。
- 『過渡的綱領―資本主義の死の苦悶と第四インターナショナルの任務―』(第四インターナショナル)
- 『国際共産主義運動史』(山西英一)→『国際共産主義運動史――山西英一論文集上巻』(山西英一)
- 『レーニン主義の綱領のために――57年日本共産党党章草案への若干の原則的批判』(沢村義雄)→『日本共産党批判』(沢村義雄、織田進)
- 『ベトナム革命と世界革命―ベトナム革命完全勝利万才―』(チェ・ゲバラ、酒井与七ほか)
- 『革命的戦略の学校』(レオン・トロツキー)
- 『第四インターナショナル小史―1923年~1968年―』(ピエール・フランク)
- 『革命的暴力と内部ゲバルト――プロレタリア民主主義の創造を目指して』(日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)中央政治局編)
- 『来たるべき対決』(ミシェル・パブロ)
- 『スターリニズム―その抬頭と没落―』(第四インターナショナル第四、五回大会テーゼ)
- 『トロツキズム入門』(レオン・トロツキー、エルネスト・マンデル)
- 『社会党・社青同・協会派批判』(西山次郎、織田進、槇慎二)
- 『アジア革命と極東解放革命』(日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)中央政治局編)
- 『マルクス経済学入門』(エルネスト・マンデル)
- 『三多摩社青同闘争史――ひとつの急進的青年運動の総括』(織田進)
- 『日本革命的共産主義者同盟小史―日本トロツキズム運動の20年―』(党史編纂委員会編)
- 『北方領土と共産主義―真実の歴史の復権―』(織田進)
- 『ハンガリア革命とトロツキズム――山西英一論文集下巻』(山西英一)
- 『IMF体制の崩壊と戦後帝国主義の没落――藤原次郎論文集(上)』(藤原次郎)
- 『日本経済の危機と転換――藤原次郎論文集(下)』(藤原次郎)
- 『なにを いかに学習すべきか――マルクス主義の理解のために(上)』(藤原次郎、織田進ほか)
脚注[編集]
- ↑ 田代則春『日本共産党の変遷と過激派集団の理論と実践』立花書房、1985年、255頁
- ↑ 国際革命文庫 - レッドモール党