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愛知県立新城有教館高等学校作手校舎
愛知県立新城有教館高等学校作手校舎(あいちけんりつしんしろゆうきょうかんこうとうがっこうつくでこうしゃ)とは、愛知県新城市作手高里にある県立高等学校。市内桜淵に所在する県立新城有教館高校の分校。
概要[編集]
新城市の旧作手村の中心部、作手高里地区に所在する高等学校。
愛知県立高校唯一の「人と自然科」を有し、建前としては県下一円から入学可能である。2年次以降、農業科目主の「大地のめぐみ」と文系普通科目主[注 1]の「まなびの森」の2コースに分かれる。
2014年に「新城市内からの入学者が20名を割る」ことが2年連続した場合に、募集停止となることが愛知県教委で決められている[注 2]。
歴史[編集]
1898年(明治31年)に組合立実業補習学校として開校。その後、農林学校に昇格し、1922年(大正11年)に県立移管した。
しかし、戦後の学制改革で農林学校は廃校となり、県立新城高校の分校となった。1978年(昭和53年)に1学年2学級で新城高校より独立。しかし、2009年(平成21年)に生徒数減少等の事情により普通科が募集停止して1学年1学級となり、農業系の生活経営科を進学系コースを含めた人と自然科に改編した。
2011年(平成23年)、全校3学級になった時点で県立新城東高校に併合され、同校の分校となった。新城東高校が新城高校と合併して、新城有教館高校となることが決定し、統合後、本校から下級生がいなくなっても新城東高校の分校として生徒募集していた[注 3]が、2021年(令和3年)より新城有教館高校の分校となった。
かつては、東三河の平野部や域内に高校のない隣接の東加茂郡下山村や額田郡額田町からの進学もあり、男子寄宿舎を有していたが、2020年(令和2年)度入学生を最後に入寮受付を終え、現在入寮している寮生が全員卒業次第、休寮となる見込みである。
脚注[編集]
- 注
- 出典